WordBench Tokyo 2018年4月でのわぷーと TAM COWORKING ステッカー

Web アセンブラーとページビルダー勉強会(WordBench 東京2018年4月箇条書きレポート)

金曜日に開催された WordBench 東京勉強会レポートです。最近 WordPress を使った制作者の間で認識されつつある「Web アセンブラー」的なワークフローとページビルダーについて。

コードを書かない制作のWebアセンブラーなワークフロー

清野奨さん(@musus1127)によるセッション。

  • テスト工数が削減でき、非技術者でもOK」という Web アセンブラー方式のワークフローの利点
  • Google ドキュメントや HackMD を使ったリアルタイム編集可能なツールを使ったヒアリングと要件定義
  • コミュニケーションツールとしてはストック型の Backlog、フロー型の Slack を使用
  • 公式ディレクトリのテーマ、プラグインを使うときは最終更新日や更新頻度で開発が活発に行われているかチェック
  • 公式ディレクトリ以外では、ビルダー機能を持つ「Themify」内のプロダクトを使うことも。正しいライセンスに準拠しているかの確認が必要
  • ローカルやテストサイトから本番サイトへの移動は BackWPup で。専用スクリプト または WP-CLI コマンドでの DB 内文字列置換も忘れずに。
  • 誰でもサイトを作れるツールはどんどん増えているので、単純にサイトを組み立てる Web アセンブラーだけの仕事自体は減っていくかもしれない
  • Web アセンブラー方式の採用で製作工数を減らしつつ本来の目的(売り上げ、認知向上)達成のために力を注げるし、製作以外の部分でクライアントを助けられる人が重宝されていくはず

ページビルダー経済圏!便利な拡張プラグインと対応テーマなどなど

川端大介さん(@kwbtdisk)によるセッション。

Webアセンブラー御用達。実演!ページビルダーツール超最速テーマ制作

続いて、(おそらく)WordBench 東京史上初の姉弟登壇。中島良子さん、中島真洋(@kanakogi)さん。

  • HTML も CSS も使わず、Beaver Builder で旅館・ホテルサイトなどを多数制作
  • デモでは、さくさくと約20分で旅館サイトが完成。会場からは拍手喝采!
  • さっと作るだけで、スマホにもかなりのレベルで対応
  • WordPress ページビルダーの利点は、他のプラグインやショートコードも組み合わせて使えること
  • データベースも含めてまるごとエクスポート、インポートすることで、他のサイトを作るときのベースにしたりも可能
  • Beaver Builder 日本語ドキュメンテーションサイトを作成開始(公式認定)

完成したサイトの動画はこちら。

スペシャル LT で WordCamp 2018の開催発表!

今年の委員長の福嶌さんから、副委員長のアクツさん&立花さんの紹介!9/14(金)にコントリビューターDAY、15(土)にセッションDAYが開催されます。ボランティア運営スタッフ募集中です

今回のセッション、どれも興味深くて刺激になる勉強会でした。ここに所感なども書こうと思ったのですが長くなってきたので、また別記事にしてみたいと思います。

ツイートまとめはこちら

WordCamp ヨーロッパ 2016 で登壇してきました

月曜からオーストリア、ウィーンに来ています。今日から始まった WordCamp Europe 2016 の1日目最後のセッションで、日本の WordPress コミュニティの成長について紹介してきました。


WordPress.org の統計情報ページに最近掲載されるようになった情報によると、アクティブインストール数を基にした場合、日本語はデフォルトの米国英語に続いて最も多く使われている言語だそうです(非英語言語のうちの約12%)。

そんなわけで、多くの非英語圏ローカルコミュニティがあるヨーロッパで日本の事例を紹介して欲しいと声をかけてもらい、2013年以来2度めの WordCamp Europe に参加・登壇することになりました。

ライブストリーミング配信後、すぐに録画動画も公開されているようです。

私のセッションはレオポルド美術館内の部屋だったのですが、ここでは午後「コミュニティフォーカストラック」ということで、勉強会主催者の Dee Teal、企業内でオープンソースへのコントリビューションをしている Kel Santiago-Pilarski、ロシアのコミュニティに昔から関わっている Sergey Biryukov のセッションもありました(同じ動画の前半)。

Twitter での反応など。

今日はカンファレンス2日目、そして明後日はコントリビューターデイ。今日も無料でセッションのストリーミングを視聴可能ですし、録画を後日見るのもいいかもしれません。

WordBench 東京6月マット・マレンウェッグの講演

6月6日の夜、WordCamp 創始者の一人マット・マレンウェッグの講演イベントを WordBench 東京として行いました。WordCamp Kansai に合わせてアジア・パシフィックの7ヶ国を訪問しているマット。前回5年前に WordCamp Tokyo 2009 で訪れた時とは違って、観光する間もないほどインタビューやイベントでぎっちりと詰まったスケジュールでしたが、少しの間でも東京でたくさんの人に生の声で彼のメッセージを届けられたのは良かったと思います。

WordBench Tokyo 2014年6月マット・マレンウェッグ講演

壇上のマット。撮影: 早崎 祐介さん

この度、東京に来る事になった理由

今回のイベントが決定したのは3ヶ月ほど前。マットは私が働いている Automattic の CEO でもありますが、社内の P2 というコミュニケーション用ブログで彼に「WordCamp Kansai の運営チームが、ビデオメッセージを送ってくれないかと言ってるんだけど、5月末くらいに撮ってもらってもいい?」という質問をしました。ここ数年間、なかなか実際にアジアの WordCamp に足を運んでくれることがなかったので、そもそもイベントに来てもらうよう頼んでも難しいだろうなと思っての動画リクエストだったのですが、意外にも「6月の前半まとまった時間が取れそうだから、日本とアジア・パシフィック地域に行けるかも」という返事がもらえたのです。

そんなわけで、オーストラリア在住の Automattic イベント担当レベッカ・コリンズや各地域のコミュニティボランティアの力も借りつつ韓国・インドネシア・シンガポール・東京・大阪・マニラ・メルボルン・シドニー・オークランド・ウェリントンという8都市を回ることが決定。約二週間で数日ずつ各国でのイベントをこなする超ハードスケジュールですが、それでもいくつか訪問を断念した国・都市もありました。

WordBench Tokyo June

グッズ配布テーブル

彼が伝えたかったこと

そんなわけではるばるやって来たマットですが、WordPress を作ってきた11年で彼が学んだこと、そしてまだまだ WordPress は「第一打席(ファースト・イニング)」の段階で、成長しなくてはいけない部分が大きくあるということなどを伝えたかったようです。

2014-06-06 20.18.54

質疑応答中。撮影: 早崎 祐介さん

また、THE BRIDGE のインタビューでも話していましたが、日本でも Automattic 社員を増やしてさらに「日本らしい WordPress」ができあがっていくように力を注いでいきたい、とのこと。興味がある方は Automattic.com の求人ページをぜひご覧ください! 🙂

この日の講演では字幕通訳担当を引き受けていただいたサムライズムの山本(@yusuke)さんの超速スピードタイピングのおかげでマットの話をリアルタイムでたっぷり聞いてもらうことができました。

内容は後日動画で公開される予定ですが、以下でもだいぶ内容がつかめるかと思います。


終演前には今年の WordCamp Tokyo の「メカわぷー」とサイトデザインも公開されていました。

Special Thanks!

当日、スタッフとして活躍してくださった大串さん・大島さん・謝さん・早崎さん・肥田さん・西川さん・小杉さん・森山さん・清野さん・松尾さん・相原さん、本当にお世話になりました!

また今回はプライム・ストラテジー株式会社さま、Impress Watch さま、Gihyo.jp さま、PHP技術者認定機構さまにイベントの告知などにご協力いただきました。お礼申し上げます。

また、参加者の皆様。金曜の夜、大変な暴風雨(!)にも関わらず、足を運んでいただきありがとうございました。