Automattic の求人情報

ブログや過去のインタビュー記事などを見ていただいた方から Automattic についてちらほらと問い合わせがあったので回答をこちらにも書いてみます。

※ コミュニケーションは主に P2 ブログと Slack 上で行われるため、すべてのポジションで英語の読み書きが必須となります。
【追記】TOEIC の点数を聞かれたりとかいうことは多分ないので、履歴書を書いたり、メール・チャットのやりとりで自然な英語のやりとりができるレベル…と思ってもらえれば良いかなと思います。

2016年9月の全社合宿(カナダ・ウィスラー)

Q: 現在のオープンポジションにはどんなものがありますか?

現在アジア太平洋地域で特に力を入れて募集しているのは以下の2つのポジションです。

VIP Engineer (VIP Wrangler)

Automattic では WordPress.com VIP を通して、サポート・ホスティング・トレーニングなどのサービスを世界最大規模の WordPress サイト (Time.com、People.com、Fortune.com、VentureBeat.com その他数百サイト) に提供しています。このチームに参加して、クライアントが最高の WordPress サイトを構築する手助けをしてくれる開発者を探しています。

Happiness Engineer

現在募集中の役職

ハピネス・エンジニアは他人を助けるのが大好きな方向けのポジションです。ニーズに耳を傾け、提供プロダクトの活用法を紹介することで、信頼に基づいたお客様との良い関係を構築するというゴールを達成します。共感性、ライティングスキル、技術的知識のバランスがとれた方を探しています。

地域的には関係なく、その他にも JavaScript・検索 エンジニア、QA、プロダクト・マーケティングデザイナーなど多数募集しています。

現在応募中の役職詳細 (と、このブログ記事で書いている内容の詳細) は以下のページにあります。

https://automattic.com/work-with-us/

Q: Automattic の開発プロセスとは?

「データに基づいたユーザー・ドリブン」がポリシーです。WordPress.com 用のワンクリック・デプロイシステムがあり、1日60-80回ほどコードを本番環境へプッシュしています。

オープンソースの強い信奉者であり、プロダクトや技術をできる限りオープンソース化しています。

Q: 待遇についてもっと詳しく知りたいです。

すべての Automattic ポジションは100%リモートワークです。

  • オープンバケーションポリシー: 年間の有給休暇日数は無制限
  • ホームオフィス設備およびコワーキング手当
  • 必要なハードウェア・ソフトウェアの支給
  • 継続学習支援のための書籍・カンファレンス代金の払戻
  • サバティカル休暇: 5年ごとに連続2-3ヶ月の有給休暇取得を推奨
  • 産前産後・養子縁組休暇: 12ヶ月以上勤務している場合、有給で無制限の休暇取得が可能
  • 生命保険: 会社が全額負担

その他の福利厚生は国によって異なります。

無制限の休暇ってどういう意味?と聞かれることもよくあるのですが、これは本当に「年を通して成果を出していれば何日休んでもOK」という制度です。ざっくりとですが、サバティカルや産休などを除く純粋な「休暇」のみを会社全体で平均すると1人18日くらい取っている模様。ただし祝祭日、家族の都合、冠婚葬祭、病気なども別カテゴリーになっているので、分類の個人差によってけっこう上下する気がします。

Q: リモートワークで好きな点、嫌いな点は?

月並みですが、好きなところはスケジュールや仕事のやり方に対する柔軟性、嫌いというか難しいと思うところはコミュニケーションです。

私はこの仕事に就く前はほとんどクライアントと顔を合わせない形でのフリーランスデザイナーをしていて、オープンソース活動も会ったことがない人たちと一緒にやっていたので、リモートワークに関してほとんど違和感はありませんでした。逆に、対面で仕事をすることに慣れている人にとってはオンラインだけのやりとりはツライということもあると思います。


Automattic には現在、54ヶ国・77言語を話す554人のメンバーが在籍しています。世界中にいる同僚たちと WordPress.com、Jetpack、WooCommerce などといったプロジェクトに関われるのはこの会社の形態ならではのメリットであり、私も最初に感じたワクワクした気持ちを持ち続けてもう7年間(パートタイム時代を含めると8年間)お世話になっています。

Automattic 社員の分布地図

求人へのご応募、引き続きお待ちしています!

Automattic 求人情報ページ

WordPress ロゴ・名称の商標についての FAQ

WordPress のロゴや商標の扱いについてよく聞かれるので、いつも回答している内容をブログ記事としてまとめておきます。

まず前提として、「WordPress」「WordCamp」の名称及びロゴの商標について書かれている公式ドキュメンテーションの日本語版はこちらです。

商標について

公式ロゴのファイルは、こちらからダウンロードできます。

よくある質問

上記のページのみでは具体的なことがわかりづらいかもしれませんので、よくある質問と私が行っている回答をご紹介します。

以下は、私個人が過去に WordPress Foundation の担当者や Automattic の法務部とやりとりを通して得た理解の範囲に基づいた説明になります。これは法的におかしいんじゃないか、とか、自分は Foundation から違う回答をもらった、ということがあればご指摘いただければさらに更新・改善していきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。

WCUS での WordPress グッズ販売テーブル

Q: WordPress という単語をサービス名に使っても良いのですか?

商標ページの、以下の部分が参考になると思います。

WordPress の名称やロゴを自らのサービスの説明のために言及することができますが、製品・プロジェクト・サービス・ドメイン・会社名の一部として使うことや、WordPress ファウンデーション・WordPress オープンソースプロジェクトとの提携や公式推薦をほのめかすような使い方はできません。

引用が続きますが、さらに詳しい例として、

例えば、「いろはウェブサービス 〜中小企業向け WordPress コンサルティングサービス〜」というような使い方は問題ありませんが、「WordPress コンサルティングサービス」という団体名を名乗ることはできません。WordPress テーマ関連の企業が「世界トップレベルの WordPress テーマを提供するABC テーマ」といった説明をするのはかまいませんが、「WordPress テーマポータル」というような名称を使うことはできません。

また、WordPress・WordCamp のロゴを、製品やサービスを説明するページ内で使うことはできますが、企業・製品ロゴやブランディングの一部としては利用することはできません。

という部分も。企業・製品ロゴやブランディングの中心に WordPress の名称やロゴを使うのではなく、あくまでも説明・補助的な目的で使ってくださいという形です。

「WP」や「〜Press」などは商標登録されているわけではないので制限はありません。

Q: WordPress のロゴを書籍の表紙やイベント告知に使いたいのですが、どのような形なら適切ですか。

サービス名に関する質問と同じく、あくまで「説明・補助的な目的」としての配置が望ましいと思われます。メインビジュアルとして WordPress のロゴを使うのではなく、他のロゴやビジュアル要素がメインとなっていれば問題はないはずです。

Q: WordPress という単語をドメイン名に使えないって本当ですか。

トップレベルドメインに関しては利用制限があります。詳細は WordPress ドメインポリシーをご覧ください。

Q: WordPress.org サイトのスクリーンショットを書籍やサイトで紹介してもよいですか。

はい、大丈夫です(と、こちらに明記されています)。

Q: 商標・ロゴ・ドメイン利用に違反している例を報告したいのですが。

WordPress Foundation のお問い合わせフォームから報告できます。英語で書く必要がありますので、どうしてもヘルプが必要な際は WordPress 日本語サイトのお問い合わせフォームを利用していただくのもありかと思います(すぐにお返事できるかは分かりませんのでご了承ください)。

Q: 商標やロゴ利用について、WordPress Foundation に問い合わせたのですが返事がありません。

商標ページに書かれた説明ですでにカバーされている回答に関しては、返事がない場合があるようです。

Q: 違反するとどうなるの?

いきなり訴訟を起こされるということはありませんが、指摘があってもやめないなど聞き入れてくれない相手に対してはそういうこともまったくないわけではないようです。過去に、「WordPress」を含むドメインの利用について訴えられ示談になったという事例が2015年にありました。最終的にはドメインは WordPress Foundation に移管されたようです。

Q: なぜ名称やロゴを自由に使わせてくれないの?

WordPress はオープンソースのプロジェクトなのに、どうしてそんなにルールがいっぱいあるの?とお思いの方もいるかもしれません。その理由をひとことで言うとすれば、「WordPress のブランドイメージを保護するため」ではないでしょうか。オープンソースであり、派生物がたくさんあるからこそ、いわゆる公式なものとそうではないものを区別してユーザーを混乱させない必要性は一層高くなっていると思います。

まったく使えないわけではないので、ルールを理解して活用していきましょう!

さいごに

それから、WordPress のロゴや名称のみをメインブランディングとして使ってしまっては、そのサービスやプロダクト固有のブランディングがほぼなくなってしまうという面もあります。印象に残るオリジナルのロゴや名称を作ってアピールしつつ、WordPress 関連のものであることを分かりやすく示すほうが長期的にはプラスに働くと思いますよ。

イーコマースEXPO 2017 東京

去年に引き続き、WooCommerce として東京ビッグサイトでの「イーコマースEXPO 2017 東京」にブース出展しています。昨日1日目が終了し、本日も10時〜17時半まで展示予定です。

バレンタインということで、公式グッズに加えて日本限定のチョコも配ってみました。

実は Woo チームのコンテンツマネジャーである Nicolec Kohler が来日予定だったのですが、天候不良のため飛行機がキャンセルに…!アメリカ中で数千フライトが止まっている状況で、すぐに代わりの便を見つけることもできなかったようで残念です。そのため、木曜に予定していた勉強会はキャンセルになりましたが、EXPO 中に勉強会を一緒にやりましょうと言ってくれる方もいましたので、改めて企画したいと思います。

クーポン配布 & iPad Air 2 プレゼント抽選実施中

ブースでメールを登録してくださった方に全員に、WooCommerce.com での購入に利用できる$50相当のクーポンを配布しています。さらに、抽選で1名の方にアンケートで使用している iPad Air 2 もプレゼントします!

日本語情報チラシとデモサイトが活躍

前回「どんな決済方法に対応してるの?」「イベント、セミナーとかありますか?」などといった質問をたくさん受けたので、Woo Japan Wave さんの情報や勉強会、Facebook グループについてまとめたチラシを作成しました。

また、前回の WooCommerce 勉強会で作ったサイトをデモとして使っていますが、来訪者で WordPress は使ったことがあるという方に見てもらうと「なるほど、これは良さそう」と言ってもらえることが多かったです。本当に、百聞は一見にしかずですね。さらに、触ってもらうともっと実感してもらえると思うので、またハンズオンなどの機会もあれば良さそうです。


それではもう1日、今日もよろしくお願いします。ご来場の際には、EXPO サイト上からの招待券の印刷をお忘れなく!