今後の WordPress の開発ロードマップについて話しました (WordBench 東京1月)

2017年最初の WordBench 東京「これからのWordPress&ゆるゆる新年会」で、セッションを担当しました。

内容は前回のライトニングトークに引き続き「WordPress 4.7 と 今後の開発ロードマップ」。前回は5分間ということで新機能の簡単な紹介がメインでしたが、今回は WordPress 開発チームの理念や、今年以降の開発フォーカスなどを主にお話しました。

WordPress 4.7 と 今後の開発ロードマップ (x6倍拡張版!) from Naoko Takano

株式会社ドワンゴさんのセミナールームが会場ということで、当日はライブ配信も行っていただきました。ニコニコ動画のプレミアム会員限定ですが録画版も視聴可能です。

撮影: 鳥山さん

WordPress の向かう方向性

バージョン 4.7 を区切りに定期的なリリースを一旦やめて「フォーカスベース」の開発に移行することを宣言した WordPress。まずはエディター、カスタマイザーの UX を向上することに注力し、REST API による管理画面コードの書き換えを進めていくとのことです。

WordPress が今までもこれからも「より多くの人がインターネット上でコンテンツを公開できるためのツール」を目指しているという点は変わりません。このプロジェクトの大きなゴールを理解することで、WordPress に関わるみなさんにとっても長期的な方向性を考えていくヒントになるのではないかなと思います。

文樹さんのセッションにも関連する話題が盛り沢山ですので、ぜひこちらもどうぞ。

Capital P の記事とポッドキャスト

前回も補足記事として Capital P にリンクさせてもらっていましたが、今回も。

WordPress が REST-API をベースにしたエディターとカスタマイザーの開発プロジェクトを開始

REST API、エディタ、カスタマイザと WordPress の未来について話してみた

昨日公開されたポッドキャストも早速チェックしましたが、まさに今後の開発に関する1時間以上の聴き応えがあるものでした。歩きながら家事をしながらでも良いのがポッドキャストの利点ですので、スキマ時間にオススメです!

引き続き、最新の開発情報については make.wordpress.org/core (などの make. P2)を追っていくのが一番良いのですが、日本語でダイジェスト版が読みたいという方は Capital P で取り上げられたリンクをたどるのも効率的かもしれません。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください