WordCamp Tokyo 2016の委員長をやろうと思ったわけ

先日、今年の WordCamp 東京運営スタッフ募集を開始しました!今年は私が実行委員長、高橋文樹さんが副委員長を務めることととなりました。文樹さんがいい感じのブログを書いていたので私もひとつ。

WordCamp Tokyo 2015
WordCamp Tokyo 2015: Photo by Noel Tock

過去の WordCamp との関わり

私がミシガン州に住みつつ、リモートで日本での WordCamp の運営への協力を始めたのは2008年でした。そこから2〜3年ほどの間、東京・京都・福岡での WordCamp 運営にけっこう深く関わっていたのですが、その頃はハッキリとした「委員長」というポジションや班分けはなく、ほとんどイベント経験がない運営チームが手探りをしつつ、みんなで作業を分担している感じだったと思います。

2010年の横浜を含め関東ではこれまで8年間毎年 WordCamp が行われてきました。その間「WordCamp って、やる意味あるのかな?」「知識の共有って、オンラインや地域の勉強会ではダメなの?」というような声もなかったわけではないですが、私はいつも「WordCamp として、やる意味があると思う」と答えてきました。なぜなら、WordCamp という場がなければきっと起こり得なかったコラボレーションや出会い、そして信頼関係に、私自身大きく恩恵を受けてきたからです。

今回立候補した理由(と、裏側の思惑的なもの)

とはいえ古株ばかりがのさばってコミュニティが停滞するのは良くないだろうと思い始めたのと、妊娠・出産という個人的な事情のタイミングが重なって、ここ数年は WordCamp の運営自体に直接はタッチしていない状況でした。

しかし去年の WordCamp US (WCUS) でフィラデルフィアに行って、初めて WordCamp San Francisco に参加した時のような、ものすごくワクワクした気持ちを思い出したのでした。オンラインでフォローしている人のセッションを直接聞いたり、普段なかなか会えない人たちと対面して話せること。サミットやコントリビューターデイで WordPress をさらに良くするための議論をし、一緒に作業ができること。広い地域やトピックをカバーすることで多くの人を集める WordCamp ならではの価値を改めて感じたし、そういう場を作ることにまた力を注いでみたいと思わせられました。

さらに、WCUS や WCEU をはじめとする他の WordCamp の運営者とも話し、WordCamp アジアもいつか開催できるといいな…という思いも高まりました (これが思惑というか、今回の WordCamp Tokyo を通して実現に近づきたいと思っている個人的なゴールです)。

2015 WordCamp US (photo by Casey Alexander)
この表情が、WCUS での感動を表しているかも。(photo by Casey Alexander)

今年のイベントでやりたいこと

「やりたいこと」一覧は告知ブログにも書きましたが、コンテンツの充実というイベントとしての必須項目に加えて今年特に力を入れたいのは「同時通訳の導入」と「各種自動化・省力化によるスタッフの負担の軽減」です。いずれも来年以降にノウハウを残して、長期的に多くのコミュニティが WordCamp を運営し、継続していけるためのリソースとしたいです。

あなたもやってみませんか

応募は1月30日まで受け付けています。WordCamp Tokyo 2016 運営スタッフ応募フォームからのご連絡お待ちしています!

そして、東京以外で今年 WordCamp をやってみたいかも、という方もぜひお話しましょう (ちなみに、WordCamp Kansai も開催に向け動き始めています)!


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