前回のコミュニティサミット記に引き続き、WordCamp US カンファレンス Day のレポートです。セッション内容以外の部分について書いただけでけっこうな量になりました。

世界最大規模のWordCamp

今年から2年ごとに異なる都市で開催されることに決まった WordCamp US。北米での最も大きな WordCamp とあって、迷うほど広々としたペンシルベニア・コンベンションセンターの会場が埋まるほどの大盛況でした。2日間で1800枚ほどのチケットが販売されたそうです。

セッション構成

セッションは2日間、3トラックにわたって行われました。いずれの日も2トラックが30分の通常セッション、1トラックが10分程度のライトニングトークという構成でした。セッション間の休憩も十分ありましたが、9:25から18時過ぎまでのスケジュールをすべて通して見るにはかなり集中力が必要。適度に廊下で雑談をしたり、後述のクワイエットルームを活用したりと、みんなそれぞれにペース配分して参加していたようです。

セッションについてはまた別途書きたいと思いますが、公開動画はすでにこちらで見ることができます。

WordPress.tv: WordCamp US 2015 Videos

スポンサーブースエリアの賑わい

入場者に配られるチラシなどはまったくなく(ちなみに、セッションスケジュールを印刷した紙も配られません!各部屋の前にスケジュールが書かれたポスターがあるのみ)、スポンサーはブースでしっかりアピールしていました。

スポンサーブースエリアはちょうどメインの通路になっていて、そのあたりに無料のコーヒーやレモネードも置いてあったので、回遊する人たちがいい具合にいた感じでした。各社豪華なグッズやコンテストが用意してあったり(わぷーを使ったデザインのグッズも多数)、ちょっと質問するとがっつり立ち話をすることになったりw ホスティング会社さんのブースがとにかく多かったです。

地元のニュース番組の動画で、ブースエリアの様子が分かります。

WordPress グッズストア

スポンサーブースでもたくさんのTシャツやグッズが無料で配られていましたが、オフィシャルグッズを買えるストア(”Swag Store”)もありました。私もボランティアで手伝ったのですが、子供用わぷーTシャツが大人気でした!大人用ではシンプルな W のロゴ入りパーカーやTシャツがよく売れていたようです。

グッズは WCUS で販売されていたもの以外も含め、オンラインストアで常時購入できます。これらの売上はすべて、WordPress ファウンデーションに寄付されます。

クワイエットルーム、字幕、手話などの配慮

フィラデルフィアでの開催が決定したのが7月の終わり。約5ヶ月間という期間での計画にも関わらず滞りなくイベントを開催できていただけでなく、細かい点まで配慮がなされていたのには驚きました。

  • クワイエットルーム: 喧騒を離れたい人のためのエリア。
  • キャプション: すべてのセッションのスライドを映すスクリーン上部とライブストリーム動画に、ニュースの速記字幕のような同時キャプションが表示されていました。耳が聞こえない・聞こえにくい人以外に英語が母国語でない人への配慮でもあります。
  • 手話: 基調講演ではさらに、手話通訳も。さらに受付でリクエストすれば、その他のセッションでも利用できたようです。
  • 授乳室: 乳児連れの方が利用できるプライベートな部屋。
  • 特別食: ランチではちゃんと菜食・信仰食・アレルギー食のための説明表記があったり、スポンサーのパーティでも対応食のチョイスをいくつか見かけました。

もちろんイベントとしてこれらに向けられる予算があるというのは理由のひとつだと思いますが、お金をかけるという以外の部分にもどんな人たちでも受け入れようとしている姿勢をすごく感じて、運営者の方たちが WordPress のオープン性をイベントで実現したいと思っていることが伝わりました。

その他、早朝にはヨガが行われていたり、ラップトップを開いてユーザーさんのサイトについての質問に答える「ハピネス・バー」ライブサポートもありました。同僚が、何やら真面目に対応している私の写真を撮ってくれていました。笑

Happiness Bar at WordCamp US 2015 / Photo credit: Sheri Bigelow
Happiness Bar at WordCamp US 2015 / Photo credit: Sheri Bigelow

WCUS 2015 に参加して

WCUS に参加して、完成度の高いセッションが見られたり、ブログやサイト作りのヒントを得る会話があったり、コミュニティの奥深さを感じたりと、またこれからも WordPress に積極的に関わっていこう!とモチベーションが高まりました。また、イベント運営に関わる者としては、ぜひ見本にしたいと思えるような点がたくさんあり、こちらも刺激になりました。

来年の日程は2016年12月2〜4日とすでに公開され、チケットも販売中です。もし行ってみたいと思っている方がいれば、「日本から10数時間かけて行く価値はある!」と、本当に心からオススメしたいと思います。

関連リンク

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