WordCamp Tokyo 2012 スタッフリレーブログ5日目!マクラケン直子 @naokomc です。今年は9月15日に開かれる WordPress のイベントの魅力をお伝えするためにスタッフみんなでブログのバトンをつないでいきます。私にバトンを渡してくれた @a2zmax さんの記事は、こちら→ WordCamp Tokyo 2012 までの準備は、コレだ!
WordCamp Tokyo は今年で開催4回目。昨年の来場者は800人となり、2008年に始まった国内初の WordCamp 以来、約10倍の人が来てくれるようになりました。たくさんの人たちが WordPress のことをもっと知りたい!と休みの日を割いて、時にはとても遠くからイベントに足を運んでくれているというのは本当にすごいことです。そしてイベントをスケールアップさせる多数の協力者が増えていること(今年のイベントに関わるスタッフ・スピーカー・スポンサーさんを合わせると、初回のイベントの総参加者数を軽く超えてしまいます)も驚きであり、うれしいことでもあります。
WordPress の情報は今ではブログや書籍にたくさんあふれていて、英語はもちろん日本語でもだいぶ調べ物をしやすい環境になりました。そうやってスキルを磨くことはいつどこでもできるのですが、個人的にはオフラインイベントをやる意義、参加する意味というのは大きいと思っています。
数ヶ月前、10数人の WordPress ユーザーが集まる席で「今年もまた WordPress やる意味ってあるのかな?」という声をあるプログラマさんから聞きました。私たちはイベント運営を生業にしているわけではないし、過去の WordCamp ですでに達成できてしまったオフラインイベントのゴールというのももちろんあると思います。でも私は「意味がない」とは思えず、こんなことを話しました。
「でも、ずっと WordCamp をやってきてなかったら、私たちはこうやって会ったりしてないかもしれないし、お互い今の仕事をしてたかどうかもわからない。これから新しく WordPress を使い始める人たち、まだイベントに来たことがない人たちにとって、良い機会を持てる場を提供することは意味があると思う」
そうやって自分でも口に出してみて気づいた部分もあったのですが、WordPress コミュニティはこれまで WordCamp その他のイベントを通してつながりを深めてきた側面はとても大きいです。これは日本だけではなく世界でも共通で、今年は年間70回を超える WordCamp が企画され、数万人が参加しています。WordPress を普及させるための「イベント運営」は、オープンソース活動の一つとしても認識され、独自のグループがまとめられています。
オフラインイベントに参加することは、出会いや人的ネットワークだけではなく、きっとネット上とは違う気づきやモチベーションも与えてくれるはずです。今年は PHP カンファレンスとの共催、コミュニティブースや多数のハンズオン・アンカンファレンスなど新しい試みもたくさん詰まっています。
「あの時 WordCamp に参加してなかったら、ここにいなかったかもしれないよね」と、何年後かに振り返ることも、もしかしたらあなたにもあるかもしれません。
オフラインイベントに参加する意味、それは、オンラインだけでは得られないきっかけを得ること。WordCamp Tokyo 2012 へのご参加、お待ちしています!
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