WordPress Japan の閉鎖について思う事

私がWordPress Japan(WPJ)を知ったのは2003年の12月の事でした。その年の11月からWordPress英語版に切り替えたのですが、まだ日本語圏ではあまりなじみのなかったWordPressに日本語版を配布しているサイトがある事を知り、とても嬉しく思ったのを覚えています(その時の記事)。

英語版のみで開発されていたWordPressが、現在ではプラグインやテーマまで拡張された全面的な国際化機能を持つソフトウェアに成長したきっかけをつくったのは、WPJのOtsukareさんをはじめとする色んな国のユーザーの働きかけと協力作業でした。

私自身はWordPress日本語ローカルサイトなどを通して、しばらくMEではなく日本語版を使ってきましたが、深い思い入れのあるMEがなくなってしまうのは寂しいものです。

MEと日本語版の2つが存在し続けてきた事については混乱があったかもしれません。MEは今ほど国際化が進んでいなかった本家(英語)版を、マルチバイト言語というやっかいな面を持つ日本語環境で快適に使えるようにするために非常に大きな貢献をしてきたと思います。
また、WPJのフォーラムやWordPress MEは日本語でWordPressを使う多くの人の助けになってきましたし、私ももちろんその一人です。WPJ運営者のOtsuareさん、そしてOtsukareさんをサポートしてこられたhiromasaさん、お忙しい中今まで本当にありがとうございました。


Comments

“WordPress Japan の閉鎖について思う事” への1件のコメント

  1. […] 2008年3月に、こんなブログを書きました。10年後の今日、WordPress はその時に思っていた未来の予想を超えるほど多くの人に受け入れられるようになっています。 […]

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