2007年夏 日本旅行記その1。

日本から戻ってすでに1週間以上がすぎているのですが…。珍しく激しい時差ボケになったり風邪をひいたりあまり調子が良くなくて、体調を戻すのにけっこう時間がかかってしまいました。ということで、今ごろ旅行記なんて書いたりしてみています。

約10か月ぶりとなる、2週間の日本旅行。最初の週の大半は、両親のいる鹿児島県・屋久島で過ごしました。
あいにく雨が続いたものの、出発前日は朝から嘘のような快晴。「白谷雲水峡」へ。去年は雨のため途中で引き返したのですが、今回は「太鼓岩」まで登ることができました。高所恐怖症の人には厳しいかもしれませんが、深い緑の森から一転した爽快な眺めでした。

まるい雲

今回は屋久島にいる間に、画家の黒飛淳氏にお会いすることができたのもうれしかったです。去年、散歩亭というレストランで見た黒飛氏の絵が印象に残っていたのですが、そのころは引っ越す前だったし「好きだけど、実際に手に入れることはできないかなぁ」と思っていたのです。しかし縁が重なり、今回実際にお会いして他の作品なども見せていただき、ぜひ飾りたいと思うものがあったのでひとセット持ち帰ることができました。墨の黒と牡蠣の殻を使った白を主に使ったモノトーンの静かな色合いなのですが、力強くて屋久島らしさを思わせてくれるところ。自然を題材にしていながら、直線的な家具の多い我が家の雰囲気にもしっくりはまるところ。など、不思議なほど欲しいと思っていた絵にぴったりで、驚いています。
すてきだ、とか、価値がある、とか、そういった言い方よりもこれはもう、好き、というほんとうに個人的な感情なのですが。自分が毎日見るものなんだから、それが一番だいじかな、と思います。
もし屋久島へ行かれることがあったら、ぜひ散歩亭で作品をご覧になってみてください。

その後、福岡へ移動して親戚宅に滞在。少しの間ですが太宰府天満宮に行ったり、新しくできた九州国立博物館にも連れて行ってもらいました。

九州国立博物館外観

行ったときたまたま特別展は何もやっていなかったのですが、「オープン以来毎週末かなり混む」らしいので、ゆったり常設展を見られてラッキーだったかも。最近の博物館・美術館って、展示の仕方などに工夫がたくさんあって、展示物以外にそういった仕掛け?を見るのも面白いですね。ここでは例えば日中貿易の歴史の展示で、実際にやりとりされた物品のレプリカなどが置いてあって、触ったりにおいをかいだりできるようになっていたりして。子供向けにだけじゃなくて、誰にでも親しみやすい&分かりやすいように知識や歴史を見せるというのは、当たり前のようでかなり計画性やアイデアのいることだと思います。

しかし、数日のタイミングで見逃した「日本のやきもの」展はぜひ見たかったものです。。。アメリカにも陶芸はありますが、日本(や、もちろん中国など)の陶器は、見ていて技術に驚くのはもちろん、おもしろいなーと思います。だからといってそんなに詳しいわけではないのですが。

さあ、この旅行記は何回続くのか?今週中には終わらせたいと思いますが。。。


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