冬休み旅行記 (Traverse City)

昨日はB&Bのことばかり書いてしまいましたが、Traverse Cityという町自体とても気に入ったので、きょうはそちらについて。

Traverse City(トラバースシティ)は私の住んでいるデトロイト郊外から車で北西へ約4時間のミシガン湖に面した町です。観光で有名ですが、夏の方が人気があるらしいので、私達が行ったときはそんなに混雑している感じではありませんでした。
ダウンタウンは小ぢんまりとしていますが、1日あればぐるりと見て回れるほどの多すぎも少なすぎもしないお店の数で、数日の旅行として行った今回の旅にはちょうどよかったです。内容は、観光客向けのお店、インテリア・アート関係のお店、カフェ&小さめのレストラン、小物・洋服やさんなどがほとんど。ウィンドウショッピングばかりであまり実際の買い物はしなかったのですが、ちょっとした小物や名産のチェリーを使ったジャムなどを買ったりしました。クリスマスの後ということもありあまり「買うぞ!」って気分ではなかったので…。

2度ほどランチをダウンタウンで食べたのですが、たまたま入ったお店の両方ともおいしかった!どちらもカフェで、メニューはサンドイッチ、スープ、サラダ、など定番なのですが、ベジタリアンメニューが充実していたり、ターキーサンドイッチにアボガドが入っててハニーマスタードが利いていたり、オーガニック/フェアトレードコーヒーが置いてあったり…。自宅周辺の“特盛・大味”レストランにはちょっと飽きていたので、うらやましくなってしまいました。

私達が泊まったのはOld Mission Peninsulaの西にあるLeelanau半島にもワイナリーが数多くあります。こちらを回ったのは日曜だったので、12時までどこもティスティングルームが開いてなかった…。早めに出かけてしまったので、時間つぶしがてら半島の北端までドライブしました。灯台があって、少しビーチに出たりもしましたが…寒かったのですぐ車に直行(笑)。途中で見たSuttons Bayという町の町並みがかなりかわいかった!マドンナの両親のワイナリー、“Ciccone Vineyard”もここにあると初めて知りました。

ワインティスティングに行ったのは、Black Star Farmsというワイナリー。ここを選んだ理由は、「チーズファクトリーが一緒にあるから」。でも意外と小規模で、数種類のチーズしか作ってないところだったんですがね。おいしかったけど。ワインの方はセレクションが多く、ブドウ他の果物を使ったリキュールやウィスキーも造っているとのこと。ティスティングではお店の人が、3-5種類まで試していいよ、と言っていたのに、私達がついたときは人が少なかったせいか、結局10種類くらい試させてもらいました。私はPinot Grisを、夫はBarrel-Aged Chardonnayを選択。色々質問したりして、ラクレットチーズも試食&購入。ティスティングの順序やオークの香りについてなど、初心者の私にとってはとても勉強になりました。1日目の朝食のとき一緒の席になったカップルは、「昨日は10軒くらい回って、もう1ダースくらいは買ったよ!」なんて言ってるつわものでした。私達も本当はもっとティスティングルーム周りをしたかったのですが、今回はここと、泊まったChateau Chantalのみ。今度はせめて5軒くらいは行ってみたいです。

最後にTraverse Cityの魅力をもう一つ。それは、自然がいっぱい!というところ。湖と湾に囲まれているし、ハイキングやクロスカントリースキーのできるような森もたくさんあります。それから周辺にはゴルフコース、スキーコースも…。本当に何度行っても楽しめそうなくらい、色々な面があるよい町だと思います。

帰ったばかりなのに早速、「次はいつ行く?」なんて話し始めてるくらい、2人ともTraverse Cityをかなり気に入ってしまいました。今度はワイナリーツアーのある時期か、桜が満開の春に行ってみたいなあと思っていますが、予約が取れるならばぜひまた同じB&Bに泊まりたいなーと思っています。