冬休み旅行記 (Chateau Chantal)

お久しぶりです。
1週間ほど旅行に、なんて書いたくせに、もう帰ってきてます。テキトウな宣言…。
25日から、夫の実家→おばの家→Glaylingで1泊→Traverse Cityで2泊して帰ってきました。ものすごく印象に残る旅となりました。
前半は家族行事的なもので、それはそれで楽しかったのですが省略して、Traverse Cityでの思い出を書いてみます。

冬休み前から夫と、「休みになったらどっか行きたいねー」とは話してたんですが、行き先を決めるのに迷っていました。結局、彼が小さいころ何度か行ったことのあるTraverse Cityがいいかも、と言いながらネットで色々観光案内などを見ていて、ワイナリー併設のBed&Breakfastという素敵!な所を見つけたのが決め手でした。“素敵”という表現はどうもくすぐったいんですが、その他に当てはまる言葉が見つからない。その名も、“Chateau Chantal(シャトー・シャンタル)”。ダウンタウンから15分くらい離れた、Old Mission Peninsulaという半島にあるB&Bです。

サイトにあるバーチャルツアーを見比べたりしながら選んだ、Cezanne Suiteという部屋に泊まりました。もとは宿泊用には3室しかなかったらしいんですが、Cezanne Suiteは今年8室増えたうちのひとつとのことで、まだ家具も壁のペンキも本当にピカピカ。ベッドルームのほかにリビングルームが別に一部屋あって、ジャグジーやミニバー(部屋にはお酒はないんですが)もついていました。豪華な雰囲気がありつつもケバケバしいわけではなくて、“ブドウ畑のなかに建っているワイナリー”という雰囲気に合った部屋だったのが好印象でした。

なによりもこのワイナリーとB&Bという組み合わせが特別なのは、「セルフ・ワインテイスティング」の時間。夕方5時まではスタッフがいてテイスティングをさせてくれるんですが、それ以降にも宿泊客は、なんと「テイスティングルームに入って自分で飲み比べていい」のです。昼間にすでに封が切られているボトルなら、グラス一杯までは何種類でもOK。シャンパンやデザートワインも合わせて20種類近くあったので、グラス一杯ずつだけ試したとしてもかなりな量。それから別チャージとして好きなボトルを持って帰って、ジャグジーにつかりつつ飲んだりすることもできます。っていうか、やっちゃいました。ハハハ。普段は車に乗らないと外に出られないので、ゆったり時間を気にせず家以外で飲めるというだけでも、今回かなり非日常な気分を味わえました。

他にもChateau Chantalの良いところはたくさん。

  • 両端を湾に囲まれた半島の丘の上にあるので、景色がとてもきれい。朝や夕暮れは特に気持ちが良かったです。
  • テイスティングルームとダイニングには暖炉があって、夜遅くまで火がついています。今回はクリスマスツリーもありました。
  • 朝ごはん、おいしかったです。1日目はクリームチーズとチェリーのはさんであるフレンチトースト、2日目は卵とほうれん草のココット&チェリーブレッド。Traverse Cityはさくらんぼで有名らしいです。
  • B&Bなので朝食以外はありませんが、近くのOld Mission Tavernというところに行きました。Tavernという名前から、気軽な雰囲気のレストランを想像してたんですが、白いテーブルクロス&キャンドルライトのあるけっこう本格的なところ。ここでもチェリー・グレーズド・ダックを選んだ夫は、おいしい!とかなり感動していました。

泊まったところのことだけでも長くなってしまったので、別にTraverse Cityについても書きたいと思います。