今月末に発売されるホームページ制作ソフト「BiND for WebLiFE* 6」についての生放送 Ustream 番組、Web コンポーザー学校の「BiND6 冬の集中講座」に昨夜ゲスト出演してきました。
BiND は、ホームページビルダー(こちらも昨年 WordPress 対応)や Dreamweaver と同じカテゴリーに位置するウェブオーサリングツールです。
私は開始後28分後くらいからの、「話題の CMS『WordPress』とは?基礎解説編」で基本的な質問にお答えしました。BiND の既存ユーザーさんやこれから購入を考えている人からも「WordPress」のキーワードは耳にしたことがあって気になっている、との声をよく聞くそうで、そういった方向けに WordPress.org のオープンソースソフトウェアの始まりや、同じ創始者が経営している私の勤務先 Automattic とそのサービス WordPress.com の違いなど平野さんからの質問に答えさせて頂きました。
同僚に、UST 出る〜と話していたら日本語わからないのに見てくれたようで、スクリーンショットが送られてきたので貼っておきます。
録画は以下で見ることができます。後半は、実際の BiND 新バージョンのデモ。ソフトウェア側の WordPress 連携部分は動画を見た限りではかなりスムーズに仕上がっていて、むしろ WordPress を感じさせなさすぎなのが驚きというか。WordPress 管理画面もカスタマイズされており、BiND のバックエンドのシステムとして、WordPress をうまく統合してある感じがしました。実際に触ってみるのが楽しみです。
Ustream.tv: BiND6 冬の集中講座【後期】1日目(20313年1月15日)
放送の中でもお話したのですが、録画の冒頭にもある BiND6 のプロモ動画には WordPress.com がレストラン向けテーマ、ミュージシャン向けテーマといった特化型サイトの提案をしている最近の流れにも近いものを感じます。BiND6 がこういったテーマを提供しているというわけではないですが、目指しているゴールが「発信者がサイトを簡単に更新してもっと大事なことに時間を割けるようにすること」である点は共通しているなと感じました。WordPress というツールでそれが実現できるよう補助する、こういったソフトウェアやその他いろいろな付随サービスが増えていくのは喜ばしいことだと思います。
誰もが自分のホームとなるサイトにコンテンツを公開するためのハードルは下がりつつありますが、WordPress.org ソフトウェアを使いこなす開発者がいてできること、WordPress.com でできること、そしてこういったホームページ制作ソフトの手助けでできること…、それぞれ適材適所があります。WordPress 創始者マット・マレンウェッグはよく、「WordPress を、マイクロブログなどでちょっとしたコンテンツを公開することが物足りなくなったクリエイティブな人たちが最終的にたどりつくツールにしたい」と話していますが、こうして裾野がさらに広がっていくことでもっと表現や発言をする人たちに力を与えて(empower)いくことができるのではないでしょうか。
ちなみにデジタルステージ社の代表の平野氏は、元オールナイトニッポンのパーソナリティだったこともあるそうで、こういった番組も継続的に行なっているそうです。ソーシャルコメントを見ると視聴者の盛り上がりもすごく、述べ2000人前後の人が見てくれていたようです。今日の21時からも今回の「冬の集中講座」最終編がありますので、気になる方はチェックしてみてください。
ひとりひとりにはお返事できませんでしたが、Twitter などで応援&コメントいただいた皆さんありがとうございました!(さかのぼって全部読みました!)
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