Automattic での働き方に関する CAREER HACK インタビュー補足

CAREER HACK という Web・IT 業界で働く人を紹介しているオンラインメディアで、リモートワークや育児と仕事などについてのインタビューが2本公開されました。

CAREER HACK Automattic インタビュー

たまたまですが、今日 “10 Women-Friendly Tech Startups” という Automattic も取り上げられている記事を同僚がシェアしていたのでご紹介します。2本目の CAREER HACK インタビュー記事で育休の制度などについて軽く触れていますが、もっと詳しく知りたい方もいるかもしれないので。

  • 女性: 全社員の24%
  • 技術系の職における女性の割合: 11%
  • 女性幹部社員: 該当なし
  • リーダー的立場の女性: 20%
  • 賃金格差: 1ドルにつき13セント (男性がやや多い)
  • 女性の産休・育休: 通常4〜6ヶ月
  • 男性の育休: 通常2週間〜4ヶ月
  • 昇給対象者: 男女比は 1:1
  • 同僚が自分の意見を尊重してくれると感じている女性の割合: 67%

Automattic の女性に関する労働環境について (英語)

例えば男女の賃金格差なんかを見ると Automattic の女性は世界的平均よりはかなり恵まれていると感じはしますが、この記事で紹介されているスタートアップの状況からは、まだまだ他の会社に追いつくべき点はたくさんあるとも思いました。柔軟な制度があることで女性が力を発揮しやすくなるだけではなく、男性の育休取得を応援できたり、それぞれの文化に基づいた祝日に休みを取れたり (チームメイトのユダヤ人は日曜に勤務しています)と、みんなが働きやすい職場になるはずです。

Automattic では今年から「5年に一度、2〜3ヶ月の有給サバティカル休暇を取れる」という制度も導入され、さらに家族と過ごせる時間も増えました。男性・女性、人種や住む場所に関係なく一緒に働いてくれる方を随時募集していますので、気になる方は Work with Us のページの求人情報をチェックしてみてください!


P.S. 今回の記事は「My Desk and Team」というサイトを運営されている、やつづかえりさんが書いてくださいました。組織内でユニークな働き方をしている方を取り上げているウェブマガジンで、こちらもおすすめです!

WordPress 公式ディレクトリ登録テーマのオンライン翻訳

先月中旬から、オンラインの WordPress プロジェクト翻訳プラットフォームである translate.wordpress.org 上で、WordPress.org 公式ディレクトリ掲載テーマの翻訳ができるようになりました。

WordPress テーマのオンライン翻訳

先日の WordCamp Kansai での翻訳ハンズオンの際も質問が出ていたりしたのですが、この新しいプロセスについての詳細を軽くまとめてみました。

承認された翻訳はどのタイミングでテーマに含まれるのか?

もしテーマ作者がレポジトリ内に翻訳ファイルを残したままにしていた場合、translate.wordpress.org の翻訳はテーマの ZIP ファイルには含まれません。翻訳ファイルを取り除いたテーマに関しては、新しい「ランゲージパック」機能が活用されます。WordPress の管理画面からテーマをインストールすると、必要な言語ファイルのみが取り込まれるというものです。詳細は以下の投稿にて。

Theme Translations on WordPress.org

ただし現状、ランゲージパック対応のために翻訳ファイルを削除したレポジトリ構成にしているテーマはまだ非常に少ないようです。

新しい翻訳を提案したけどなかなか承認されないのはなぜ?

翻訳を承認・却下できる Translation Editor (以前は Validator と呼ばれていた) にとって、現在の UI ではどのテーマに承認待ちの翻訳があるのかを見つけるのが非常に難しいです。なので、単に気づいていない=承認されないという可能性が強そうです。

UI の特に並べ替え機能に関しては今後改善が見込まれるようですが、現状としてはメーリングリストWordSlack の #translate チャンネルで呼びかけるなどといった形で教えていただければと思います。

8月21日追記: 承認待ち翻訳を表示する画面が追加されました。引き続き、承認に時間がかかる場合は Translation Editor にお問い合わせください。

承認待ち状態の翻訳は背景が黄色になります。こちらはオランダ語の例。

承認待ち状態の翻訳は背景が黄色になります。スクリーンショットはオランダ語の例。

公式ディレクトリ登録テーマはすべてオンラインで翻訳できるの?

短い答えは「No」になります。過去2年間に1度でも更新されたことのあるテーマのみがオンライン翻訳可能になります。実際に見てみると1900以上のテーマがオンライン翻訳プラットフォーム上にあるようでした。

ちなみに、2年以上更新されていない古いテーマは、テーマディレクトリ内ページへの直リンク以外 (検索など) では現在表示できなくなっています。


Meta チームでは、このオンライン翻訳プラットフォームとランゲージパック機能が利用できることを「公式ディレクトリにテーマを追加する利点」のような感じでテーマ作者にアピールしたい考えのようです。確かに現状の翻訳管理はなかなか大変なので、これを機により広い利用者へテーマを広めたい作者の方たちが公式ディレクトリをさらに活用してくれるようになると良いですね。

このオンライン翻訳やランゲージパックについてはプラグイン向けプロセスを含めまだ未確定なところもありますので、詳しくは make.wordpress.org の metapolyglots、そして themesplugins などで随時情報が出てくるのを追ってみてください。

WordCamp Kansai 2015【2日目】

昨日に引き続き、WordCamp Kansai 2015 2日目の様子です。

午前: ハンズオンルーム

朝はまずハンズオンルームにて「ショーケース」に参加。カイトさん、額賀さん、北島さん、Mignon Style さん、深沢さんというテーマ制作に詳しい皆さんがご自分で作られたサイトや配布テーマを紹介。こうやって活躍している制作者の方たちが一同に介して、さらっと事例紹介できるというのもすごいなーと思いました。

その次は同じ部屋で「WordPressはじめの一歩 テーマ作成ハンズオン」。IP 制限の関係で少し接続に問題が発生したりということもありましたが、多くの方が WordPress.com を使ってサイトを完成させていました!

私はランダムな質問に答えるくらいだったのですが、4人の参加者がいるテーブルにメンターの皆さんが1人ずつついているという構成もとても良かったようです。

午後: コントリビューションスタジオ

午後はコントリビューションスタジオという部屋にわいわい集まって、普段 Slack 日本語版で話しているコミュニティ関連の ToDo をどうやって進めていくかの話し合いをしました。

コントリビュートスタジオで集合!

そのしばらく後に上記の写真を西川さんが撮影!自撮り技術はタイ仕込みだそーです。

この後も、こちらの部屋でテーマ作者の方々がビジネスの話をしているのを聞いたり(ちょっかい出したり!?)、Contact Form 7 の意外な事実を三好さんから聞いたり。こうやって集まって、普段は直接できない話をする場がある今回の WordCamp はとてもいい感じの雰囲気で、セッション以外も盛り上がる工夫がされているなーと思いました。

本当にお疲れさまでした!

毎年関西の WordPress コミュニティのパワーと仕事の丁寧さには驚かされていますが、今年も安定の充実した WordCamp だったのはもちろん、期待のさらに上をいく楽しい体験をしてくることができました。スポンサーブースの番などもあってセッションをたくさん見ることはできなかったのでしたが、行ってよかったと思いながら帰途につきました。後日の動画公開にも期待したいと思います!

実行委員長のカイトさん、そしてすべてスタッフの皆さん、ありがとうございました!そしてお疲れさまでした!