2月にカレンダーの写真っていうのも遅れてますが、私が一番最近に買ったEtsyの商品ってことで(2008 happify calendar. © photo by happify)。
このあいだWeb関連ではない友達にこのサイトを見せたとき、「へー、これ、有名なの?」と聞かれたので、「そういえば、Web界隈では盛り上がってるけど、実際どうなのか…」と思い始めたのがきっかけで、Etsyって、ユーザー何人くらいいるんだろう?と思っていたのです。サイトを探しても見つけられなかったし。
それが、数日前 Mashableで、Etsyが$2,700万ドル(約28.8億円)の新規融資を受けたという話題があって、その謎が解明しました。
これによると、
ユーザー数:65万人
そのうち、売り手として参加している人:12万人
ユーザーがいる国の数:127
だそうです。とくに国別の広がりにはびっくり。ちなみに、Shop Localのページで「japan」とか「tokyo」とかを調べると、日本にも売り手さんは数十人いました。
ちなみにEtsyは個人でクラフトの売買ができるサイト。私は今のところ買う方だけですが、ほんっとに楽しいです。むかーし、ここでもCraftstarというサイトを紹介したことがあったのですが、ああいうかんじの「Indie系クラフト」好きな人たちのショップが数々並んでいて、制作者の人から直接買えてしまうしくみのコミュニティ&ショッピングの場となっています。
Etsyのブログではこのちいさなマーケットの集まりをみなさんも多分おなじみのレオ・レオニの「スイミー」に例えてましたが、ホントにそんなかんじですね。
Mashableでもこのブログ記事が引用されていますが、「現在のような大企業や“スーパーサイジング”を奨励するような経済は不安定です。そんな世の中の活性化・安定化に重要なキーとなるのは、Etsyに参加しているような、ものづくりに関わる人々なのです」という考え方にはすごく共感できます。
Webのおかげでミュージシャンや動画、映画制作者、ライター(ブロガー)が世に出やすくなったということはよく言われますが、アートや手工芸の世界でもそれは同じ。4、5年前からブログを読んでいるクラフト制作者の人が実店舗を出すことになった、とか、フルタイムで制作をすることにした、とかそういう話はここしばらく本当に多くて、ブログとEtsyの威力をしみじみ感じます。
作者によって大事に作られたこのカレンダーを手に取ることができる私もその恩恵を受けている一人だと思うし、買い物をはじめとした参加を通して応援していきたいなあと思います。良かったら皆さんもどうぞ!
参考リンク:
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