ケンタッキー旅行記その1:バーボントレイル

あけましておめでとうございます!

2006年は去年にひきつづき、旅先で迎えました。
今回選んだ行き先はケンタッキー州。ミシガンから見ると、オハイオ州またはインディアナ州を挟んで南にあります。
なぜケンタッキー州か?というと、「車で数時間の距離内で、行ったことがないところに行ってみよう!」と、バーボンウィスキーの蒸留所を見に行くことにしたからです。

さてまずバーボンとは何か?というと、5つの特徴があります。

  1. アメリカ国内で製造されている。
  2. 原料の半分以上(51%より多く)が、トウモロコシである。
  3. 80度(80% AbV)以下で蒸留されている。
  4. 内側を炭化(charred)させた新しいホワイトオークの樽で、アルコール度数62.5度以下で2年以上熟成されている。
  5. 蒸留後、原酒から何かを取り除いたり、水以外のものを加えたりしていない。

現在のバーボンには、とうもろこしの他の原料として、小麦とライ麦と大麦麦芽(malted barley)が使われています(ライ麦、大麦麦芽のどちらかだけを使っているものもある)。

アメリカの肥沃な土地のおかげで、あまった穀物を使ったウイスキー作りは早くから行われていました。しかし、独立戦争で赤字になった国の財政を立て直すため、ジョージ・ワシントンは蒸留酒に課する酒税を成立させました。これに反対した農民たちによって、1791年から1794年にかけて、ペンシルバニアで「Great Whiskey Rebellion(ウイスキー反乱)」が起こります。軍隊によって反乱は鎮圧されましたが、それでも税金を払うことを拒否した農民たちは、川を下ってケンタッキーへ移住しました。
石灰岩の多いケンタッキー川からとれる鉄分のない硬水が蒸留酒作りに適していること、ライ麦や小麦よりもトウモロコシが豊富だったことなどから、いまのバーボンの原型ができたそうです。また、バーボンという名前はケンタッキー州にある「バーボン郡」という地域名からきていますが、現時点ではその郡の中ではバーボンの生産は行われていないそうです。

……と、蒸留所ツアーで知ったことをおさらいしてみました(笑)。

続いて、訪れた蒸留所、「Buffalo Trace(バッファロー・トレース)」と「Maker’s Mark(メーカーズ・マーク)」についてそれぞれ書いてみます。