のちに革命家となったチェ・ゲバラ(Ernesto Guevara)と友人の Alberto Granadoが南米を旅した青春時代を描いたストーリー。1万キロ以上をかけて多くの国々を旅するのですが、たくさんのことが起こりすぎて駆け足的な流れがあったのが残念…。メイン2人のキャラクターも、「正直者」と「女好きな楽天家」ってすごく分かりやすくて納得はできたんだけど、物足りなかったような。
革命家のチェもこの映画の中の若いころの彼も、まっすぐで理想家だというところで共通しているのは感じられました。そのまっすぐさが人々の心をつかんだり、世渡り上手に生きるのには邪魔になったり…。根本のところでは、彼はとっても「いい人」だった、と言えるのかもしれません、映画を見た限りでは。
これを見ただけではチェ・ゲバラという人や彼の生きた歴史を理解することはできないけど、そのスタートとしては悪くないと思いました。
- The Motorcycle Diaries 英語の公式サイト。現在のAlbertoへのインタビューが興味深いです。
- モーターサイクル・ダイアリーズ オフィシャルサイト : HERALD ONLINE 日本語版公式サイト。「ストーリー」のページが相当詳しいので、ネタばれが嫌な人は映画を見る前には読まないほうがいいかも。
- チェ・ゲバラ – Wikipedia
Comments
“The Motorcycle Diariesを観た。” への4件のフィードバック
>たくさんのことが起こりすぎて駆け足的な流れがあったのが残念
いや、私も同感です。これでもかーと詰め込み過ぎている感じがありました。
さて、Albertoさんのインタビューには気が付きませんでした。後で読みに行って来ます。情報を有難うございました。
モチさんこんにちはー
>観客はおっさんおばちゃんばっかり。
って書いてありましたよね~。
なんか、こっちもそうだったんですよ!おばちゃん、というか、白髪でくるくるのパーマなおばあちゃんがいっぱいで(&連れのおじいちゃん)。
やっぱ歴史的な興味があるんでしょうかね。意外だったので、「お、どこでもそうなの?」と思ってしまいました。
「The Motorcycle Diaries」
「モーターサイクル・ダイアリーズ」(←予告編はRealPlayerで)
ゲバラの命日に封切りした2004年、Robert Redford(ロバート・レッドフォード)製作総指揮、Walter Salles(ウォルター・サレス)監督、メキシコ出身の俳優Gael Garc醇^a Bernal(ガエル・ガルシア・ベルナル)…
The Motorcycle Diaries
キューバの革命家として、南米ではもちろん世界中に信奉者を持つチェ・ゲバラ。本作はブエノスアイレスでの医学生時代の彼・エルネスト(本名)が、友人と1台のバイクで南米を縦断