土曜日に鹿児島で行われた WordVolcano Kagoshima に行ってきました!
会場はマルヤガーデンズというファッションビル的な施設の、カフェがあるフロア。こういったスペースでの WordPress イベントって初めてだったのですが、オープンな雰囲気でとても良かったです。
WordVolcano は、WordBench 鹿児島コミュニティが開いた WordPress のイベント。事前参加登録者は135人ということで、前日・当日と九州地方の大雨の影響もあったもののたくさんの人が訪れていました。宮崎・熊本から来たという人とけっこう話した印象がありますが、もちろんその他の県からも。
プログラムは3トラック構成で、通常のセッションだけではなくワールドカフェ形式の交流会、パネルディスカッションやハンズオンなどもありました。内容は、WordPress のメディア的活用、デザインや HTML5 の話、外部 Web API との連携、PHP の class について、コミュニティの話…などなど。地元のコミュニティメンバーと、県外からのスピーカーを交えてのコンテンツとなっていました。
上の写真はガーデン7での第1セッションの様子。同じ場所で、イベントプレオープンの時間帯にあった「ゆるカフェ」に参加しましたが、懇親会とは違った形で知らない人と知り合いになれる面白い試みだったと思います。まったく初心者という方が、「どのセッションに行ったらいいかな?」と話しているのに対して他の人たちがあれこれおすすめを教えてあげたり。こういったきっかけがあることで参加者がぴったりのコンテンツを見つけやすくなるし、イベントの満足度も高まりそうです。
こちらは私も一部担当した「WordPress on クラウド」ハンズオンセッションが開かれた教室。Amazon Web Service Japan(AWS)の堀内さん(写真上)とデジタルキューブの皆さんが前半で EC2 に WordPress をのっけるところの説明をしてくださったんですが、そちらについて詳しくは @wokamoto さんのブログにて(WordPress 専用高速 AMI “網元” はじめました)。超高速な WordPress サイトがインストールされて、みんなが「すごい!速い」と驚いている中、「30分で、FTP もテキストエディタも使わず、カスタマイズしたサイトをつくる」というデモをやりました。
サーバーだけではなくサイト作成もスピード重視?というわけでもないんですが、WordPress のテーマってけっこう進化してるんだよ!ということを伝えたくてあえて色々詰め込んでみました。終わった後「最近の WordPress ってこんなこともできるんですね!」という声を聞けて、うれしかったです。初心者向けハンズオンではありますが、機能紹介にもなっていますので「Responsive」という近頃ダウンロード数を集めている WordPress テーマの人気の秘訣を知ることができると思います。
ハンズオンの他にも、JAWS-UG + WordBenchトークセッションでも国内の AWS ユーザーグループ、JAWS-UG の方々、鹿児島・東京 WordBench 代表の西村さん・星野さんと一緒にお話をさせてもらいました。都市圏以外では特に IT 系に関わる人の人口が少ないということもあって、特定の技術に興味を持っている人たちのコミュニティが小さくなってしまう傾向にはなってしまうようです。逆に、複数のコミュニティがうまくつながることで、相乗効果によりうまく盛り上がっていく可能性もより大きいのではないかなと感じました。パネルで使った WordPress コミュニティの紹介スライドも公開しています。
なぜか Joomla! な本が一冊ありますが、同ビル内でのジュンク堂書店には WordPress の書籍がたくさん置いてありました。ジュンク堂の「今月のイベント」みたいなパンフレットにも WordVolcano のことが載っていた!(ハンズオンワークショップはジュンク堂の奥にある個室で行われました)
鹿児島弁の司会で紹介が行われたライトニングトーク。印刷プログラムやロゴなどにもご当地らしさが出ていたりうまいなーと思いました。運営スタッフはこれが初めての大きなイベントとのことで、ただただ驚くばかり…。
すばらしいイベントをありがとうございました!
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