カテゴリー: 4月 2009

BuddyPress バージョン1.0、公開!

オープンソースのソーシャルネットワークソフト、BuddyPress が今日バージョン1.0として正式に公開されました。告知は WordPress.org の公式ブログでも行っていますが、BuddyPress.org に公開された、主要開発者アンディ・ピートリング氏によるブログ記事をかいつまんでご紹介します。

  • これは、ChickSpeak プロジェクトを土台にして始まった、1年以上の開発の末のリリースであり、これからの長い道のりに向けた始めの一歩。
  • 次のロードマップ上にあるのは、現状をお知らせする(Mixi のエコーのような)ひとことコメントと、ギャラリー機能。今年の後半に少しずつ形になって来るはず。
  • プレ・リリースの段階でも、BuddyPress をさらに拡張するプラグインが出現してきていることにわくわくしてる。プラグイン開発者やテーマデザイナーの人は、スケルトン・コンポーネントスケルトン・テーマをぜひチェック。
  • そして、協力してくれた皆さんに感謝します!(元記事には、協力者のリストもあります)

WordBench で実際に BuddyPress を使ってみて思うのは、ブログが必要な場面とソーシャルネットワークサイトが活躍する場面が両方あるんだな、ということ。WordBench は特に、最初 WordPress MU で地域ごとの複数ブログを立てるという形式で始まったのですが、BuddyPress を導入してから目に見えて活動が活発になったと思います。

WordPress はいつも、「文章をネット上に公開する」という目的を達成するために邪魔にならない便利なツールであろうとしている気がするのですが、BuddyPress も似たように、参加者がコミュニケーションをしやすいように背後でがんばってくれるシステムとして、より使いやすく拡張性が高いものに成長していってほしいなと思います。

Automattic との協業のお知らせ

WordPress.comAkismet などの事業を展開する Automattic, Inc. 社と、4月24日付でコンサルティング契約を結んだことをここで発表させていただきます。

「Happiness Engineer」という肩書きを頂いていますが、フルタイムで雇われているわけではなく、契約ベースのスタッフとして、日本のマーケットへの同社サービスの普及などを重点的にサポートする役割を担当することになります。

これは現在まで行ってきた、WordPress.org(インストール型)のオープンソースコミュニティへの貢献とは別物になりますが、そこではできなかった他のサービスのローカリゼーションなどにも今後力を入れていけるでしょうし、WordPress とその付随サービスをさらに多くの人に使ってもらうためのお手伝いができることをとてもうれしく思います。もちろん Automattic で は WordPress 主要開発者やコミュニティに深く関わっている人たちがたくさん働いていることからも分かるように、これまで以上に私も WordPress のオープンソースプロジェクトへ貢献していくチャンスがあると思います。

WordPress.com の日本での状況や、今後のことについてはまた詳しく書いていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくおねがいします!

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第3回 WordPress プラグイン・コンペ 2009

昨日、Weblog Tools Collection にて、第3回めとなるプラグイン・コンペが告知されていました。

ルールの一部は以下の通りです。

  • コードは全て GPL ライセンスのもとに公式プラグインディレクトリで公開されること。
  • WordPress 2.7 以上に対応したプラグインであること。
  • セキュリティ上の欠陥がなく、安全なコーディング手法で書かれていること。

コンペの期限は5月1日から7月31日までの3ヶ月間。過去の受賞者や、すでに公開されているプラグインの参加はできないとのことですが、その分新しい参入者にチャンスがあると言えます。

「ドキュメンテーションや一般への(最初の)サポートを提供すること」というのもルールに入っているので、そこは楽ではないかもしれませんが、もし入賞はしなかったとしても、投票などを通して世界中の多くの人にプラグインを知ってもらう、またとない機会になるはずです。

WordPress がバージョン2.7だけでも480万回以上ダウンロード(4/27現在)されていることを考えてみると、「たくさんの人に自分の作ったものを使ってほしい」「世界中の人たちと便利なプラグインを共有したい」という方は、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。

過去の受賞者や賞品などが書かれていますので、詳しくは元記事をご覧下さい。

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レンタルブログでも独自ドメインのすすめ

先日Doblogの閉鎖が報じられていましたし、ブログではありませんが、長年続いていたアメリカの個人向け無料ホームページサービス「GeoCities」も年内に終了ということです。もう少し前には Pownce、他にもAOLダイアリー、melma!blog、nowa などなど終了したサービスは多数あります。

これを見ると運営会社が NTTデータ、Yahoo! だから安心、ということはないのが分かるし、現在人気があってユーザーがたくさんいるサービスであっても、将来状況が変わればある日無くなってしまうことがあり得なくはないと言えます。

それから、運営側から「あなたのブログを閉鎖しますよ」と言われてしまうブロガーの話も見かけます。転送量の問題やコンテンツのせいなど色々理由はありますが、うちは大丈夫、と思っていても「炎上」のような事態は予期せずやってくるもののようです。

まるで脅かすようですみません。

だからといって、全ての人が WordPress.org(例が偏ってますが、まあお許しください。笑)のようなサーバーインストール型ツールを使うべき、とは私は思いません。たしかにインストール型なら自分の意思以外で閉鎖ということはないかもしれませんが、今レンタルサービスでブログを書いている人のほとんどは「そこまではやらない」というのが本音でしょうし、それを咎める筋合いもありません。現在の時点では、いくら自分でインストールするのが簡単だとはいっても、レンタルブログに比べるとまだハードルがあると思いますから。

それじゃあ、どうすればいいのか?

レンタルブログでもせめて、「独自ドメインでブログを運営する」というのが妥当な安全策なのではないかなと思います。

ドメインは安いものなら年に数百円で取得できるし、ドメインさえ持っていれば設定するのはタダというレンタルブログサービスも色々あります(独自ドメイン ブログ で検索してみてください)。

これは何も新しい話ではありませんが(07年に「Web屋のネタ帳」さんがもっと詳しく書かれています。ぜひ読んでみてください→たとえ個人の趣味のブログであっても独自ドメイン上でやるべき8つの理由)、もしものことがブログサービスに起こってしまっても、独自ドメインを持っていれば読者に連絡する手段を最低限キープすることができるし、サービスの引っ越しをしたあともトップページだけはリンク切れなく同じドメインのままにしておけます。

サービスを変えてしまうと各投稿記事やページの URL(パーマリンク)を同じままにできないという問題は大きいですし、データやブログ設定の移行についてもいわゆる一般的なブロガーの人が簡単にできることなのか?というと、まだまだ改善が必要というのが現状です。理想を言えばやっぱり自分でインストールして管理していくのが一番ですが、本当に「最低限」の安全策として、今後ブログを始める方や現在レンタルブログを使っている方にはぜひ独自ドメインでの運用をお勧めしたいと思います。

ちなみに WordPress.com はドメイン代金も合わせて年間$15という料金設定ですが、ドメイン取得とブログの設定がセットになっているため面倒さが少ないのは大きな利点だと思います。とにかくシンプルに、ブログを立ち上げて独自ドメインを使いたいという人には楽にその目的が達成できるはず。また、WordPress.org ブログに将来移行するときにはパーマリンクなどの URL が変わらないというのも重要です。
ただ、サブドメインで複数ブログを運営したい場合などはその「ドメイン取得+設定のセット化」が逆に自由を制限してしまうかも、というのはあるので、今後より柔軟な独自ドメインサービスの展開に期待したいところです。

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