WordPress新テーマディレクトリについてのインタビュー(訳)

7月にリニューアルし、URLも新たに立ち上げられたWordPressの公式テーマディレクトリ。このシステムについての開発者側へのインタビューがThemeShaperというサイトに掲載されています。

Matt Mullenweg & Joseph Scott Discuss The WordPress Themes Directory

アップロードされたテーマの自動チェック機能とか、どうなってるんだろう?と思っていたので、面白いなーと思ったところをいくつかピックアップしてみました。ぜんぜん対訳ではありませんのであしからず…

どうしてリニューアルにこんなに長くかかったの?
テーマ作者がアップロードしたZipファイルをSubversion(バージョンコントロールシステム)とうまく連携させるのに思ったより時間がかかったので…
無料&有料テーマ配布サイトが色々あるけど、それと公式サイトの違いは?公式テーマサイトを通してコミュニティにどう貢献していく予定?
配布サイトの多くはダウンロード方法がばらばらで、サイトが多い分いいテーマが埋もれてしまうこともある。安全性(例: マルウェアのインストールや隠しリンク)や質に関する問題(例: 対応バージョンが分かりにくい)もよく見かける。こういう問題を解決して、一カ所に配布場所を集めることで、作者にも楽になるし、WordPress本体から(プラグインのように)アップデートをチェックしたりする事もできるようになる。(注: WordPress 2.7では、公式サイトから配布されているテーマのワンクリックアップデート機能が追加される予定)
テーマ公開の前にの自動チェック機能って、どんなふうになってるの?
自動チェックでは、テーマのZIPファイル、必要な情報を含むstyle.css、固有のテーマ名とバージョン情報をチェックしてるよ。それからテーマをインストールして、ちゃんと動作するか確認してる。もっと自動チェック項目を増やしたり、調整したりできるかどうかこれからも考えていくつもり。テーマをアップロードした作者にすぐチェックの結果が分かるから、作者にも利用者にも管理者にも便利だよ。
手動でチェックする人は何人いるの?
今の所、一人のスタッフが一生懸命がんばってるよ!将来自動チェック機能をもっと充実させて、さらに手がかからないようにするつもり。
公式ディレクトリに掲載されるには、画像なんかも含めてテーマをGPLライセンスにしないといけないことに躊躇するテーマ作者も多いんだけど…。今後GPL以外のテーマを受け付けるつもりはないの?
WordPressに関わってきたこの5年間、「クローズド」に対して「オープン」が勝利するのを何度も見てきた。WordPress自体もそうだし。もちろんみんな好きなようにやればいいんだけど、公式なリソースはオープンソースをできるだけ促進していきたいと思ってる。WordPressというプロジェクト自体がオープンソースというシステムにとても助けられてきたから、それを(コミュニティに対して)還元するのが正しいと思うんだ。

公式テーマディレクトリに掲載されるための必要条件は、同サイトメニューのMore Infoにあります。Gravatarsやウィジェットに対応していること、などの他に、画像キャプションや回り込み用のCSSクラスが含まれていること、なんていうのもあるのがすばらしいと思います。

こうしてルールが確立されていることで、テーマの互換性が高まり、「ワンクリックでテーマをスイッチできる」というWordPressの良さがさらに生かされるのは良い事だなあと思います。テーマやプラグインの独自配布サイトにも面白いものがたくさんあるので、公式ディレクトリとそれぞれの良さを生かして進化していってほしいです。

これらのディレクトリがローカライズされるのはいつの日か…というのは正直気になりますが、WordPressの歩みと一緒にきっと実現されていく事でしょう!

作成者: 高野直子

東京在住の Automattic 社 Globalizer、高野直子の個人ブログです。WordPress、リモートワーク、イベント参加レポート、子育てのことなど不定期に書いています。

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