災害に対して思うこと

熊本地震が起きて数日。熊本ではないんですが九州に家族や親戚がいることもあり、改めてソーシャル、ニュース、Web のことなどをもやもやと考えています。

ソーシャルネットワークやブログがあることで、災害に限らず世の中のニュースに対して色々な情報をリアルタイムで見聞きできるようになった今日。自分にとっては昔よりも、「もやもや」感ははっきりあるような気がします。例えば歯がゆさ、無力感、不安、焦り。いろんな感情と、その行き場のなさ。

ただまあ今日思ったのは、そんなふうに悩んだからといって誰かを助けられるわけではないということで。私の好きな言葉を引用すると、

Complaining is silly. Either act or forget.
(文句をいうのはバカバカしい。行動するか、忘れなさい)

Stefan Sagmeister

「文句」とは違うけど、ただ悩むこともおんなじようなものなのかなと思ったりします。

この先、また災害や悲劇は世界中で発生することでしょう。行動して、世の中を変えていかないといけないんだけど、自分が今のところ災害に対してできることは募金をすることくらい。

  • Yahoo! ネット募金(カード手数料などとして諸経費が5%引かれます)
  • 日本赤十字社(全額が地域の配分委員会を通して被災者に届けられるそうです)

こうやってブログに書いているのは、これを見た「もやもや」を感じている人が、「なるほど、できることをやればいいんだ」と思ってくれるかもしれないという理由です。今すぐでなくて一段落してから、支援したい自治体や団体などを通して寄付をするのもいいと思います。

自分一人で大金を寄付できるわけではないですが、多くの人の小さな行動を集められるのも、情報が共有しやすい現代のいいところだと思います。行動を起こして、自分の身の回りの人にも影響を少しでも与えられれば、何もしないよりはいいはず。


それ以外の「役に立つ」手段については… WordPress や WordPress.com を通して何かできるのか、何かをしようとしている人を助けられるのか?Facebook、Twitter、Google などのサービスもありますが、それ以外の無料ブログやサイトが必要という方にもっと使ってもらえるようにするべきなのかもしれません。

緊急時のブログやサイト作成をお手伝いできることがあるのかもしれないし、ドメインマッピングとコンテンツのインポートによってセルフホスティング型のトラフィックを受け入れることでサイトがダウンするのを防げることもまだ認知が足りないかもしれません。

これについても悩むだけでは何もならないのですが、日々の仕事の中で答えを見つけて、行動していければ…と、今の時点ではそれだけなのが現実です。


Comments

“災害に対して思うこと” への2件のフィードバック

  1. 私も5年前の東日本大震災のとき同じような思いをしたから、すごく気持わかるな~っと。遠くにいる自分の無力さとか歯痒さとかって、すごく付きまとうものなんだけど、自分でやれることって限られてるからね。。。

    Naoさんのご親戚は大丈夫でした?
    落ち着くまできっとそのざわざわ感が完全に抜けないかもしれないけど。。。Hang in there!

    1. エツコさんお気遣いありがとうございます。親戚は今回被害が多かった所の近くにはいないのですが、まだ続いていて気になりますね。逆に、東京で(私に直接影響がなかったにしても)何か事件や災害があった時に家族が心配している気持ちもよく理解できる気がします。インターネットは便利になったけど、物理的距離は縮まることはないことを実感しますね。

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