WordPress 4.2 “Powell” がリリースされました。✨

WordPress 4.2 の拡張文字サポートとは

今回の追加機能の一つとして、「絵文字サポート」に加え「拡張文字サポート (Extended character support)」があります。

このバージョンで漢字へのネイティブサポートが追加されたと説明している英語圏の記事などを目にして、日本語は今までも問題なく使えていたのでは?と思った人もいるかもしれません。その疑問の答えはこちらの画像にあります (右の画面のタイトル) 。

絵文字を使ったサイトのモバイル画面

これまで WordPress は絵文字や第四水準漢字などの「4バイト文字」には対応していなかったのですが、MySQL のテーブルを utf8mb4 にアップグレードすることで Unicode のすべての記号や文字が使えるようになりました。

ただし…
お使いのサーバーの MySQL バージョンが 5.5.3 以降 (または MariaDB 10.x) ではない場合、拡張文字に対応するためのデータベースのアップグレードは行われません (必須条件などの詳細はこちら) 。その場合でも Unicode Plane 0 に含まれる一部の絵文字については問題なく表示されます。

なぜリリース動画に焼き魚が登場するのか

さて、docs チームの Siobhan からこの変更をハイライトしたリリース動画のセクションを作成するように頼まれたのですが、第四水準漢字を使った文章というのが思いつかず…。比較的一般に知られている単語の漢字である「𩸽(ほっけ)」を登場させてみました。

プログラマのための文字コード技術入門」著者の矢野さんもこう書かれています。

この、JISでは第4水準にあり、Unicodeでは面02にあるというのは、私が文字コードの実装をテストするうえでは大変重宝しています。JIS第4水準というのは、EUCの符号化ではSS3という制御文字の対応が必要であり、SJISでは区点番号からの計算式が第3水準までとは別の式を使わないといけないという特徴があります。きちんと第3・第4水準に対応しているかどうかのテストに使えます。また同時に、UnicodeではBMP外だということは、UTF-16ではサロゲート・ペア、UTF-8では4バイトのUTF-8に対応している必要があるので、これもやはりテストに丁度良い。

ホッケという魚と漢字

ということで、jazzy でおしゃれな動画のなかに焼きホッケがどーんと登場したのはそんな理由でした。こんがり焼けたホッケの写真は Flickr ユーザーの mujitra さんからお借りしました

動画をフルスクリーンモードにして左上の “No Subtitle” メニューから日本語を選択すると字幕付きで見ることができます。ホッケは2分を過ぎたあたりから。

自分のサイトで拡張文字が使えるようになったかを知るには、ぜひ投稿に「𩸽」を入力してプレビューしてみてください。

日本語版パッケージの新リリースリーダー

ちなみに、今回の WordPress 4.2 日本語版ではリリースリーダーのローテーションに高橋大輔 (extendwings) さんが新たに加わりました。高校生の頃から東京の WordCamp や WordPress コミュニティに活発に参加していた彼はこの春から大学生になっています。

初リリースお疲れさまでした!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Back to Top
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。