子連れコワーキングスペース、Ryozan Park 大塚の「こそだてビレッジ」

豊島区・大塚にできた子供を連れて行けるコワーキングスペース、Ryozan Park 大塚の「こそだてビレッジ」に昨日行ってきました。オープン前の12月に少しだけ見学しに足を運んだことはあったんですが、実際に利用するのは初。体験利用で、5ヶ月になる娘を連れて10時から16時まで過ごしてみました。

南大塚T&Tビルのインフォメーションボード。
Ryozan Park 大塚コワーキングスペースはこそだてビレッジも含め3フロア。

到着後、利用規約などを簡単に説明してもらった後にお試し訪問の料金(税込2,160円)を支払って早速仕事スタート。娘はベビービョルンのバウンサーで自分の席のすぐ横に座っていました。他にも可動式ベッド、ハイローチェアも1つずつあって空いていれば自由に使えるようです。オフィススペースの真ん中あたりのカウチとテーブルを使ったのですが、奥行きのあるカウチで一時的に子どもを横に寝かせる事もできてとても良かったです。

カウチ+テーブル席
オフィススペース中央のカウチ+テーブル席。

オフィススペースを仕切るガラスの向こうに子どもが遊べるキッズスペースがあります。カーテンがかかっているところは授乳室とお昼寝用ルーム。

お昼寝スペースと授乳室
左から、お昼寝ルームと授乳室2つ。

朝イチは私以外には一組の親子だけだったのですが、その後スペイン人の学生さん(子どもが好きで週1くらい顔を出すようです)や数組の親子も来店。

12時には「お昼ごはんの時間だから片付けようねー」と、スタッフさんが2〜3歳児の子たちに声掛け。キッチン付きの和室で、他の親子たちも一緒にそれぞれ持ってきたお弁当などをテーブルを囲んで食べました。10ヶ月の赤ちゃんがもぐもぐ離乳食を食べているのを見て、他のお母さんと「もう少しであんな風になるんですねぇ」と話したり。

合間におむつ替えや授乳もしつつ、午後も引き続き仕事。しばらくスタッフの方がキッズスペースの方で娘を抱っこしてくれたりもしましたが、そういう時もオフィススペースにある窓の仕切りから子どもの様子がすぐに見られるので安心です。こそだてビレッジのキッズスペースは託児所という形式ではないので始終誰かが子どもを見てくれるわけではないそうですが、それぞれの親子が自分のペースで仕事と子育てをしているというスタイルは面白いと思いました。

Ryozan Park 大塚こそだてビレッジ
窓からは都電の線路がすぐ近くに見えて、男の子が眺めを楽しんでいました。
キッズスペース
たくさん木が使われているキッズスペース。

こそだてビレッジのコンセプトはこのように説明されています。

私たちは、「1人のこどもを育てるのには、村全体の協力が必要であり、こどもたちはその環境によって育てられる」と考えています。更には皆が子育ての苦労と喜びを共有することで、こどもだけでなく親、社会にも利益をもたらすことができると信じています。

「こそだてビレッジ」が目指すものは、それぞれが必要とするやり方で、こども・大人が育ちあうコミュニティー、すなわち「大家族」をつくる事です。 まったく新しいコンセプトに基づいていて運営していくため、メンバーになって頂く皆様と共に発展していくという楽しみもあります。

この考え方に共感するところもあり、継続して通ってみようかと考えているところです。

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Comments

“子連れコワーキングスペース、Ryozan Park 大塚の「こそだてビレッジ」” への2件のフィードバック

  1. 興味深く拝見しました。実際お仕事は出来ましたか?
    子供が親にまとわりついて仕事にならない事もあると思いますので保育スタッフがいると使い勝手が良くなると思います。

    1. 読んでいただいてありがとうございます!実は今日も訪問中なのですが、コンビのスイング式ベビーラックですやすや寝ていて仕事はできています。必ずしもそういう場合ばかりではないと思いますが、環境的には自宅よりも自分としては集中しやすいかなと感じました(BGM、広さ、適度に他人がいる環境)。子どもの身動きができる成長度、親の行動に対する理解度によってもかなり差はありそうです。ただ、個人的には子どもがいる環境で働くというバランスの取り方を試行錯誤するにはとてもいい場所だなと思っています。

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