先週末、ミシガン州の北西にある町、Traverse Cityに2泊で旅行に行ってきました。
恒例のワイナリーめぐりやダウンタウンをぶらぶらしたり、大雪の中をドライブしたり(これは必要にかられてですが…)。
自然がいっぱいあってのんびりした町で、景色もきれいだしとてもいいところです。
とっても楽しんで帰ってきたのですが、あることをきっかけにふと考えることもありました。
ちょうど帰ってきた日の夜、2週間ほどフィリピンへ医療ボランティア兼旅行で行っていた看護士の友達と会ったのです。彼女の話を聞いていると、「あれ?なんか、違うのかな?」と思ったりもして……。違う、というのは、Travese Cityの良さを否定するとか、ボランティアに一生を捧げることだけが正しいとか、私のしていることに全く意味がない、ということではなくて。ただ自分が経験して「楽しい」とか「いい」とか思っていることのほかにも、たくさんたくさん広い世界があるんだなと気づかされた、ということでしょうか。
1年のうち数週間や数日間、数時間の時間や自分の稼げるお金の数%を「世の中のため」に費やすことが、大きな意味があるのか?と言われれば…自分の中では、あるかもしれない、としかえいない。もちろん広い目で見れば、あまりないのかもしれない。
だけどそれをすることで自分が納得できるならそうするべきだし。友人が関わった一人一人の患者さんたちは、意味がないなんて絶対に思わないでしょう。今回帰って来て、彼女は本当に行って良かったと思っているのが手に取るように分かりました。
多分このことだけで、自分の何かが劇的に変わることはないのかもしれないけど。こんな、感じたことの積み重ねで、これからの選択や進む方向が微妙に影響されていく…ということは、きっとあるような気がします(というか、それはあたりまえにいつも起こっていること、ともきっと言えますね)。
Comments
“ふたつの旅行体験” への2件のフィードバック
naoさん、こんにちわ。
すんご~いお久しぶりな、reikoです。解るかな。
久々にnaoさんの文章を(数か月分さかのぼって)読んでみて、
相変わらず建設的に日々を暮らしていらっしゃるなぁ、と
ちょっぴり尊敬の念を抱きつつ、私もマインドシフトさせられました。
ボランティア、って、私はあんまり(正直)そこまで考える余裕がない感じだけど、
何かの対象に「与える作業」っていうのも、大切に思える時期があるんだな、って常々感じてはいます。
それにしても、本当に、1つ1つの考えや「?」と思った事柄を追求した結果が、
今の自分たちなんですよね。プラスの意味でも、マイナスの意味でも、やっぱり
自分自身へのクエスチョンマークを大切に扱っていきたいな、と思えました。
Reikoさん、お元気ですかー?
建設的…!? いえいえ、かなり行き当たりばったりですよ(笑)とくにこのごろは目の前のことを頭で処理するのにいっぱいいっぱいって感じで、毎日めまぐるしいです。
それはそうと、おめでとうございます!なんかしばらくの間に、いろいろあったみたいで。びっくりですよ~~~。なんか、文章からもいままでとちょっと違った雰囲気が感じられて、その「しばらくの間」のReikoさんに何があったのか~!と想像をかきたてられました。とかいって。
また、遊びに行かせてもらいます。くれぐれもお体に気をつけてく…。