今日マサチューセッツ州で、ゲイ・カップルの結婚を法的に認める判決が出た。でもいきなり結婚できるようになるわけじゃなくて、6ヶ月間後に州議がこの判決に基づいた「解決法」を用意する、ということらしい。それでも、これは前例を作ったという意味でとても大きな出来事。
今までハワイ、アラスカ、バーモント州でも、ゲイのカップルの結婚を拒否するのは違憲という判決が出てたらしいけど、結婚許可証が発行されたことはまだないとか。
結婚なんて社会的システムでしかない、一緒にいられればそんなことにこだわる必要はない、とも言える。だけど、もしも自分がゲイだったとして、「この相手と結婚したい」と思うことがあったとしてもまったく自然なこと。きっとそれって、私がそう思ったときと変わらない気持ちだと思う。私は同性の結婚を認めないっていう理由に納得したことがない、だから賛成。
反対意見を聞いてみると、「結婚とは男女間の神聖な制度だ」とか根本的な理由になってないことを言ってる人もいるし(某この国の大統領@BBC NEWS)、同性同士のカップルは“Unstable(不安定)”だ、という人もいる。じゃ、8回結婚して8回離婚した人も異性との結婚を禁止にすべきじゃない?結婚は子供を作って育てる場だ、って言っても、そういうつもりで結婚しないカップルだってたくさんいる。反対してる人たちは「同性」「異性」の差を決定付けて、納得するだけのことを言ってないと思う。
12/4 追記:
MSNジャーナルで同性愛カップル論争が問う「神聖な結婚」という納得のコラムを発見。