フランス人がスリムな秘密解明?

BBCのSecrets of slim French revealedって記事から。
アメリカ(フィラデルフィア)とフランス(パリ)で、料理のサイズを調べたところ:

・平均のひとり分の料理の量は、アメリカのほうが25%多い。
・中華料理はアメリカではフランスの最高72%量増しのところまであった。
・チョコレートバーは、41%増し、ソフトドリンク50%、ホットドッグ63%、ヨーグルト82%。すべてアメリカのほうが多い。

心理学者は、「目の前にあると食べてしまうのが普通の人間の反応」だから、「アメリカでの肥満の増加は個人の意志だけでなく環境にも多大に影響されている」ってさ。

秘密でもなんでもない気もするけど。ところでフランスで食べる中華のほうがおいしそう、って思うなぁ。だから「量だけが価値じゃない」って納得して買ってくれるお客さんがいるがフランスのほうに多いのかもしれない。


つらつらとBBC記事のサイドバーにある関連記事を読んでいく。
そういえば、ニュースでも前ちらっと聞いたのを覚えてるけど、オレオって怖いんだねぇ。←短絡。まあ、トランス・ファットってマーガリンやらショートニングやらにも含まれてるものらしいけど。「体に悪いものを作って売る」のは全然自由だと思うけど(たばこだって、別に売ってる事自体は犯罪じゃあない…。ジャンクフードやファストフードを全部なくしてしまえ!みたいなのも逆に怖い気もする)、私達がイメージに踊らされて、どんなリスクがあるか知らずに大量に危険なものを食べてるとしたら…。結構有名だけどオレオクッキーを作ってるクラフト・フーズの親会社はたばこ会社フィリップ・モリスと同じ。だからどうした?実際は別の会社でしょ?とも言えるけど、そう聞くとなんか「危険を知っててやってんだろうかなー」とか思っちゃう。利益追求のため。

さらに、MSNの同じ調査に関する記事で、マクドナルドでの食事時間の平均がアメリカ人の方が8分短いとか(14:22、フランスが1.5倍以上長い)。こうして見てみると、時間をかけておいしい物を食べるっていうことが健康的な食事につながる。その時間の中に、食品をじっくり選ぶゆとりもあればもっといいんだろうね。

企業だけを責めるのはなんか違うと思う。肥満をマクドナルドのせいと訴えた親子とかいたけど、それは消費者として負けてるぞ!と。なんかこの辺の話をしてると長くなってきそうだからまた頭の中を整理して書く事にしよう…

(さらに追記)
あんだかばびっちさんとこを覗いてたら。アイルランドでは高カロリー食品に税金を、っていう案が通りそうだとか。Corporate Americaではそんなにすぐには実現しそうにないけど、できる国(まだだけど)もある。