さて、先日 WordPress 5.0 がリリースされました。今回の大きな変更は Gutenberg 改め「ブロックエディター」の導入。この記事も、新しいエディターで書いています。
選んだテーマは “Writings”
今回選んだテーマは “Writings” という公式ディレクトリにあるテーマ。有料版($30)もあるようだったので、作者さんをサポートする意味で購入してみましたが、ほぼ同様のことは無料版の方のテーマでもできると思います。
今回テーマ選びでこだわったポイントは、
- 1カラムレイアウト
- 「Gutenberg 対応」を表記しているもの
- シンプル(レイアウトその他、妙に凝っているところがない)
という感じです。他にも Palmeria や Veganos という「Gutenberg 対応」と説明文に書かれたテーマも試してみたんですが、Writings が一番カスタマイズしやすくて気に入りました。いつも使っているテーマカラーにサイトの色を変えるだけで、かなり雰囲気が変わって満足です。
Google Fonts プラグインでフォントを変更
今回、子テーマを使わないでカスタマイズしたかったので、元のテーマでだけは実現できなかった日本語フォントの対応は Google Fonts for WordPress プラグインに頼りました。
前回このサイトのテーマを変えた時は、CSS でけっこう細かくベーステーマのフォントを上書きしていましたが、今回はフォントサイズとフォントファミリーをこのプラグインでコントロールできたので、少ない CSS ですみました。
なんでこの方式でテーマを変えたか
5.0 のリリース直後に行われた WordCamp US の基調講演でのデモを見た後から、もっと積極的にブロックエディターを使ってみたいと思うようになり、今回はその流れからのテーマ変更でした。
今回「既存テーマ + カスタム CSS + Google Fonts プラグイン」という方式にしましたが、もしかすると子テーマを使ったほうが速かった可能性もあるし、おそらく細部まで満足の行く仕上がりになったとは思うんですが、今とこれからのテーマカスタマイズを、仕事でサイトを作ったりしていない「一般ユーザー」の視点から考えたとき、子テーマという選択肢はないだろうという気がして。
「一般ユーザー」とざっくりいうのもなんですが、どちらかというと WordPress.com のユーザー視点で考えています。そもそも無料アカウントではテーマファイルのアップロードはできないし、テーマやプラグインの追加ができるビジネスプランでも、コードを書くというより既存の拡張機能を組み合わせて作る人のほうが多いわけです。なので、あえて「管理画面だけを使ったカスタマイズ」を心がけてみました。
とはいえサイト読み込みスピードなどの面で現状に満足はしていないので、テーマ作者さんに日本語フォントも入れて欲しいとリクエストしたり、モバイル表示などのバグ報告をしてみました。
ということで続きはまた後日!
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