オープンソースのソーシャルネットワークソフト、BuddyPress が今日バージョン1.0として正式に公開されました。告知は WordPress.org の公式ブログでも行っていますが、BuddyPress.org に公開された、主要開発者アンディ・ピートリング氏によるブログ記事をかいつまんでご紹介します。
- これは、ChickSpeak プロジェクトを土台にして始まった、1年以上の開発の末のリリースであり、これからの長い道のりに向けた始めの一歩。
- 次のロードマップ上にあるのは、現状をお知らせする(Mixi のエコーのような)ひとことコメントと、ギャラリー機能。今年の後半に少しずつ形になって来るはず。
- プレ・リリースの段階でも、BuddyPress をさらに拡張するプラグインが出現してきていることにわくわくしてる。プラグイン開発者やテーマデザイナーの人は、スケルトン・コンポーネントとスケルトン・テーマをぜひチェック。
- そして、協力してくれた皆さんに感謝します!(元記事には、協力者のリストもあります)
WordBench で実際に BuddyPress を使ってみて思うのは、ブログが必要な場面とソーシャルネットワークサイトが活躍する場面が両方あるんだな、ということ。WordBench は特に、最初 WordPress MU で地域ごとの複数ブログを立てるという形式で始まったのですが、BuddyPress を導入してから目に見えて活動が活発になったと思います。
WordPress はいつも、「文章をネット上に公開する」という目的を達成するために邪魔にならない便利なツールであろうとしている気がするのですが、BuddyPress も似たように、参加者がコミュニケーションをしやすいように背後でがんばってくれるシステムとして、より使いやすく拡張性が高いものに成長していってほしいなと思います。
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