週末に友人K氏の入っている「ワインクラブ」の月例ポットラック&ティスティングパーティに誘ってもらい、初めて「ブラインドティスティング(目隠し試飲)」というのに夫と2人で参加しました。
行く前は、「みんな“ワインクラブ”に入ってるような人たちだから、私たちだけ分からなくて恥かくかもねぇ~」とか心配してたのですが、ふたを開けてみるとそうでもなくて、今までにない楽しいティスティングでした。
10人の参加者が2~3名ずつの4つのチームに分かれ、白3種、赤7種を試し飲みしました。今回の場合、当てるのは銘柄とか土地ではなくて、ブドウの品種(varietal)だけ。番号札のついたデキャンタに入っているワインを自由に飲んで、壁に貼ってあるそれぞれの品種の特徴シートを読みながらメモを取って、チームの人と相談します。
白3種はチームの他の2人とぴったり意見が合ったのですが(そして、すべて正解でした!)、難しかったのは赤7種。全員意見があったのは2つくらいで、飲むほどにみんな混乱!一生懸命香りをかいだり、特徴シートを何度も見たりして考えたのですが、それをすればするほどまた分からなくなったり…。とはいえ、このワインクラブ主催で今回のティスティングを企画した女性でも苦戦していたので、たくさんワインを飲んできた人にとってもそんなに簡単じゃないようです。
たくさんの違う品種のワインを比べるのは嗅覚や味覚のいい訓練というか、いろいろな特徴を普段よりもよく味わえた気がします。「これ、青りんごみたいな風味だね」とか、「酸味が強いから、XXじゃないはずだ…」とか、あーだこーだ話しつつ、勉強になったし、とても楽しかったです。
以下が試飲した10種のワインです。個人的に印象に残ったものは太字にしています:
- Cambria 2004 Chardonnay (California)
- Fitz-Ritter 2002 Riesling (German)
- Whitehaven 2003 Sauvignon Flanc (New Zealand)
- Samuels Goerge Syrah
- Bodegas Lurton Malbec
- Artesa 2000 Merlot (Napa Valley)
- Girardo Cabernet Flanc (California)
- Cosentino The Zin 2004 Zinfandel (Napa Valley)
- Martin Ray Carbernet Sauvignon (Sonoma)
- Lachini Pinot Noir (Oregon)
10種類というのはなかなか難しいかもしれませんが、3~5種類でも友達同士で集まってやってみるのはきっと面白いと思います。ワインを注ぐ人も参加できるためには、ワインを買ってきた人がボトルを袋などで隠して番号を振って、別の1人がその袋の番号と注ぐ容器の番号をメモしておくという方法がいいようです。勝ち負けは気にせずに、ぜひわいわいと楽しんでみてください 😀