最近読んだ本

最近読んだ2冊の本。全然関係ないようで、なんとなくつながりを感じた2冊でした。

喪失の国、日本Freakonomics左は旅行中、空港で待ち時間をつぶすために手に取った本。タイトルがカタいですが、喪失という文字から想像するような暗い内容では全然なくって、サブタイトルの方が的を得ているような。インドから来た著者の日本に対するカルチャーショックにこっちがびっくり!という場面が続々出てきてかなりおもしろかったです。

右はしばらく前から本屋さんでがんがん積まれてあるベストセラー本。経済学を使って世の中を裏や横や斜めから見てみよう!という内容なんですが、ひえー。こんな見方もできるんだ!と目からうろこ。まあ全てを鵜呑みにしてはいけないと思いつつ、単純に読む楽しみとしてこういうの好きです。

2冊の本に感じたつながり、というのは、んー、世の中知らないことや、知っていても本質的には分かってないことがいっぱいなんだねぇ、ということでしょうか。まあそんな事いい始めたら悲観的に聞こえて、結局何を知ってもそれは氷山の一角にすぎない…という風にも取れるかもしれないんですが。それでもゼロよりは0.0001知っていたほうがいい、と、前向きに色々理解しようとしているわけではあります。そうして、終わりのない深みがあるからこそなにごとも面白いとも言えるし。
そして、ぜんぜん違う分野や背景の人の考えることはほんとに予想がつかない!とも思いました。いい意味で。

夏休みって私の中では読書の季節なんですよねー。読書の秋とかじゃなくて夏!中学生くらいのときからそう思うようになって夏になると本が読みたくなります。もうミシガンではすっかり夏の気配も薄れてきていますが…。