書こうと思いつつもう金曜になってしまいました…。このあいだ土曜日にIndian Village でのハウスツアーに行きました。家を買おうってわけじゃありません。デトロイトに100年近く歴史のある家が並ぶ Indian Village というコミュニティがありまして、そこが1年に1回住民の家のいくつかをオープンハウスとして見学用に開放してくれる…というイベントです。
デトロイトというとghettoだらけ?廃墟ばっかり?って思うかもしれませんが、まあそれも間違いではないのですが、正反対の美しい町並みもあるんです。そのギャップは恐ろしいほど(笑)で、このIndian Villageでも数ブロック先には窓にベニヤが貼られた家(放火か何かのあとそのままにされている)があったりして、まったく別世界のよう。
さてこのツアーでは家の中に入ることができますが、室内の写真撮影は禁止。中にはポイントごとにガイドさんがいて、見どころを説明してくれたり、質問に答えてくれたりします。オープンハウスになっていない家も、この日だけは最初のオーナーや立てられた年が書かれた看板が庭先に置いてあって(ほとんどがGeneral Motors/Fordの関係者だったりします)、ひとつひとつ違うスタイルを外から見るだけでおもしろい。
Indian Villageの家はア-ト&クラフト風の装飾が多いですが、基本的には「折衷主義」として説明されていることが多いそうです。
帰りにすぐ近くにあるPewabic Pottery にも行きました。こちらも100年以上続いている伝統ある窯元。ここのカエルタイル(ペーパーウェイト、3x3インチ)は色といい形といいお気に入りです(ペーパーウェイトしか持ってませんが)。そのほかとびうおとかブッダとかタツノオトシゴとか、渋いモチーフも揃っています。
私はデトロイトが最悪の状態だった時期を見ていないですが、そういう時期を経てもこの町が栄えていたころのことがこうやって長く大切に保存されているというのは意味あることだと思います。
家の写真はこちら : Indian Village set on Flickr.com