その名も”Dude, Where’s My Country?“。タイトルは、Ashton Kutcher主演の映画”Dude, Where is My Car?”のパロディ。これ見たことないんだけど、アホっぽいコメディ、らしい。アメリカン・パイ&ジムキャリーのコメディとかそういうかんじの、アメリカっぽいアホっぽさの…。
ムーアは「北朝鮮の金正日総書記は、『Dude, Where’s My Car』のようなもっとマシな“アメリカの実情がよくわかる映画”を観て、ポルノやジョン・ウェイン以上のことを知った方がいい(アマゾンのレビューより)」とコメントしてます。
以下、彼のサイトからの新刊紹介を抜粋。
Michael Moore is on a mission in his new book: Regime Change. The man who slithered into the White House on tracks greased by his daddy’s oil buddies is one of many targets in Mike’s blistering follow-up to his smash #1 hit Stupid White Men, the biggest-selling nonfiction book of the year. Now no one is safe: corporate barons who have bilked millions out of their employees’ lifetime savings, legislators who have stripped away our civil liberties in the name of “homeland security,” and even that right-wing brother-in-law of yours (yes, we all have one) who manages, year after year, through his babbling idiocy, to ruin Thanksgiving dinner.
マイケルムーアは新しい本の中で、政権交代という使命を負っている。父親のオイル友達が油を引いてくれたコースに乗っかってホワイトハウスにずるずると滑り込んできた“あの男”も、マイケルの大ヒット作「 アホでマヌケなアメリカ白人」(USノンフィクション売り上げ第一位!)の強烈な第2弾が標的にしているもののひとつ。安全なやつはもういない。従業員の生涯の預金から何百万ドルもを騙し取った企業の有力者、“国家保安”の名の下にわれわれ市民の自由を剥ぎ取っている議員たち、そして毎年毎年子供じみたバカさ加減でサンクスギビング・ディナーを台無しにしてしまう、きみの右寄りの義理兄弟(そう、誰もが一人くらいは持ってるよね)さえも。
あー訳したら日本語変。右寄りがバカだと言ってるわけではなくて、あくまで盲目的な保守派・国粋主義的な人ということだと。彼の言いようってちょっと過激すぎるとは思うけど、単純に読んでておもしろいし、いろいろ考えさせてくれる。
本気で政治の話をしようとするなら、もっと堅いソースから情報を得るべきだろうけど、私やそのほか一般市民にとってそれってあんまり身近なことじゃあない。結局伝わらなきゃ何を言っても意味がない、ってわかっててあえて映画や本でおふざけを入れながら自分の意見を言ってる彼の姿勢は悪くないと思う。
Comments
“マイケルムーアの新しい本。” への1件のコメント
今日は野球帽で出かけますが、何か?…
休みだというのに仕事へ行くよりも早く起きてしまった。最近この老化現象がつらいです。しかも昨日は遅くまで起きていたのにも関わらずだ。そろそろ2度寝の頃か?ま、昼寝も気持ち (more…)