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仕事でユーザビリティテストを行った経験がある方、ぜひ WordPress に貢献を!

WordPress 開発ブログでジェーン・ウェルズさんが執筆している「WordPress への貢献」シリーズの日本語版、読んでいただけているでしょうか?

オープンソースプロジェクトの WordPress にはたくさん貢献の機会があるのですが、PHP プログラマーではない人には少し参加の敷居が高く感じられるのも事実だと思います。そこで、もっと多くのコミュニティメンバーが参加しやすくなるように!と色々な試みが行われはじめています。

デザイナー向けの貢献機会としては、先日行われたヘッダー調整のデザイン案募集や、さらに前にあった管理画面のアイコンコンテスト。また、前述のブログシリーズの第二弾にて、今後 Trac にグラフィックデザイン関連チケット用の「コンポーネント」を作るという発表が行われました。

そして第三弾となる今回は、情報アーキテクトさんやユーザビリティ専門家に向けた取り組みです。

詳しくは「WordPress への貢献、その 3 : ユーザビリティテスト」を読んでいただきたいのですが、わざわざここにも書いたのは、

日本からも、モデレーターとしてボランティアしてくれる人が現れて欲しい!

という強い想いからです。
上記の記事によると、モデレーターがいないということは、日本在住のテスト参加者の方の機会がリモートテストのみに限られる事になってしまいます。開発者やデザイナーの人たちに日本特有の問題やユニークな点に気づいてもらうためには、WordPress の本格的なユーザビリティテストが日本でも行われ、そこで発見されたデータを見てもらうことが大事だと思います。

ただし、今回の募集はプロ(仕事)としてユーザビリティテストを行った事がある方のみに限られていますので、知り合いの方などで WordPress を使っている情報アーキテクトさんやユーザビリティ専門家さんがいたら、ぜひ声をかけてみて下さい。世界規模のオープンソースコミュニティのテストに関わるのはなかなか面白い事だと思いますし、幅広い種類のユーザーにとって使いやすいアプリをつくるというゴールに向け、学ぶものもたくさんあると思います。

日本に住んでいない私自身がこういう呼びかけをするのは口ばっかりという印象になってしまうかもしれませんが、それを覚悟であえて書いてます。できないことはもちろんあるけど、自分にできる事をただやっていくしかないですからね。

こうやって自分のブログに記事を書く事、それは小さな事だけど、もしかしてこれを読んだ人が「じゃあやってみようかな」と思ってくれるかもしれません。それはとても大きな事につながる可能性を持った、「小さな事」だと信じています。

応募方法はジェーンさんのブログからメールを送る事になっていますが、「なんて書いたらいいんだろう?」という方がいたら、私まで気軽にご連絡ください

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