ようやく WordCamp Tokyo 2009 の日本語字幕付き基調講演ビデオが公開できましたが、字幕付けに使った dotSUB はなかなかすばらしいサービスです。サイトがオープンした頃にも「へー、面白い」と思って短い動画を試しに訳したりしていたんですが、今回改めて使ってみてやっぱり楽しいなあと思いました。
最初いまいちちゃんと理解していなかったのですが、新しい動画に字幕付けをするには、まずの元の言語をそのまま文字に起こすことが必要になります(transcription)。それが完成したら、翻訳開始。テキストを追いながら別の言語にしていきますが、たとえば一行だけ訳してもいいし、分からなかったら飛ばしてもいいという気軽にできるシステムになっています。
dotSUB を使う楽しさは、「自分の書いた字幕が動画と一緒に表示される」という不思議なくらいシンプルなところにあります。それだけで楽しいの?と思われるかもしれませんが、私はなんだかとても好きな作業です。Transcription 自体の場合なんて、書き込む端からリアルタイムで表示されたりするのでまたやる気がでるんですよね、なぜか。
最近チュートリアルやインタビューなど WordPress 関連のファイルがたくさん上がっているので、試しにこれらを日本語にしてみるのはいかがでしょうか? WordPress.tv の動画はもちろん、「WordPress」で検索すれば他にもたくさん見つかりますよ。
ここに挿入した動画は、「WordPress.tv の紹介」として1月に公開されたもの。日本語公式ローカルサイトのブログにも載せられていましたし、今回の WordCamp のマイケルさんのプレゼンでも使われていたので、なじみがある方もいるかも?今までは英語のナレーションだけでしたが、 dotSUB があれば、何のソフトをインストールすることもなく、こうやって日本語字幕付き版を作ることができます。
さいごになりますが、イベントの動画処理、字幕付けにご協力いただいたアツシさん、ぼのさん、水野さん、Toruさん、お疲れさまでしたー。
コメントを残す