World Expo of Beerの開かれたFrankenmuth(フランケンムース)はドイツ移民の町だけあって、かなり歴史のあるビール醸造所があったりと、ビールにゆかりの深い場所です。観光地でもあり、お土産やさんやレストランはもちろん、ダウンタウンにある保険会社のオフィスやチェーン系ホテルなんかもちゃんとドイツ風に造られてます。
ここで一番気に入ったのはWinter Bockという黒。チョコレート色でけっこうダークですが、普段黒ビールはあまり飲まない私でもおいしい!と思いました。今回買って帰ったのはこれです。その次に好きだったのは、Mel-O-Dryというラガー。一転して本当に軽くてスムーズ。$4で参加できるんですが、ガイドさんに頼めば何倍でもティスティングできるというお得なツアーでした。
それから大通りをぶらぶらしつつ、ビール祭り会場のHeritage Parkへたどり着きました。会場は大きなテントの下なのですが、中央にはライブ演奏ステージと軽食スタンド、入り口近くにビールグッズ(ホームメイドビールの道具なども)がある他はすべてビールのスタンドになっています。それぞれの醸造所が一つのテーブルを持っていて、そこへ並んでビールを注いでもらうのですが、計4・50テーブルくらいはあった気がします。
ティスティング用チケットは1枚$1で、1枚につき4オンス(100mlちょっと)飲むことができます。試飲するテーブルを選んでからも、そこにある3-5種類のビールからまた銘柄を選ぶという選択が待っています。私たちは結局5種類ずつ、計10種類(2人ともお互いのを味見し)飲んだのですが、普段一度にそんなにたくさんの種類を飲む機会はないので、味をじっくり比べることができて面白かったです。ほとんどが地元(ミシガン州内)の醸造所だったので、これから行ってみたいところを選ぶのにも役に立ちました。
もちろん本当の本場(ドイツやアイルランド?)のビールに比べれば、アメリカのビールは歴史も浅いし評判もイマイチかもしれませんが、地ビール(microbrew=マイクロブリューと呼ばれてます)の味めぐりはなかなか楽しいと思います。