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WordPress の全体像が分かる動画2本(字幕付き)

最近公開された動画で、WordPress の現在の規模や全体像がよく分かるものが2つ出てきたので字幕をつけてみました。まとめて紹介します。

トニー・シュナイダー @ Web 2.0 Summit

一つ目は、先日行われた Web 2.0 Summit での Automattic CEO トニー・シュナイダーの講演。ブログツール、そして CMS ツールとしても世界トップレベルに成長した WordPress のエコシステムを間近で眺めてきた彼が感じる「4つのオンラインパブリッシングのトレンド」が語られています。

(外部リンク: YouTube の動画リンク(字幕なし)、UniversalSubtitles.org の日本語トランスクリプト付き動画リンク

トニーが挙げている4つのトレンドは、以下のとおり。

  • ブログから「Web サイト」への進化
  • 検索エンジン最適化(SEO)からソーシャルメディア最適化(SMO)への移り変わり
  • モバイルパブリッシング
  • オンライン・アイデンティティのコントロール

それぞれ詳しくは動画を見ていただきたいのですが、このトレンドの見方自体が WordPress というソフトウェアの DNA を表しているなと思います。基本としてあるものは、トニーも言っているように「パブリッシングの民主化」。誰もが発信元としてアクセスできるパブリッシングプラットフォームを確立させるのが WordPress のミッションであり、Automattic もそのゴールを共有しています。

先日 Packt Publishing が主催したオープンソース CMS アワードの「殿堂入り」を果たした WordPress ですが、Twitter、Facebook などの新しいサービスが出てきても、ブログよりもサイトの一部としての投稿機能が大事にされるようになっても、そしてモバイルへユーザーがシフトしていったとしても、WordPress の根っこは変わらず、その変化を取り入れてその時々のベストのプラットフォームを目指していくはずです。

マット・マレンウェッグ と WordPress の歴史・背景

二つ目の動画は各地の WordCamp や Automattic ラウンジなどの画像を含めてまとめられていて飽きずに見られるはずです。WordCamp Kyoto 2009 の場面も少しだけ登場します!


(外部リンク: YouTube の動画リンク(字幕なし)、UniversalSubtitles.org の日本語トランスクリプト付き動画リンク

先日 Facebook 創始者マーク・ザッカーバーグが主役の映画「ソーシャル・ネットワーク」を見た後にも思ったのですが、WordPress の生まれ育った背景やマットの人物像はハリウッドムービーよりも教育番組のドキュメンタリー向けかもしれませんね。実際この動画を作成した KTHE はベイエリアの非営利テレビ局です。

よーく見ると WordPress.com/WordPress.org/Automattic について混乱している説明も一部あるようですが、全体的には WordPress のビジョンやゴールがよく分かる構成になっています。もちろん、どんなに理想的なゴールがあっても使いやすく良いツールやサービスでなければ意味がないですが、こういった背景があるということを知ると単なるツールではないと感じられてまた面白さも増すのではないでしょうか。

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WordPress.com にて公式日本語ブログを開始しました

レンタルブログサービス WordPress.com にて、「WordPress.com 日本語ブログ」を公開しました。
初投稿ブログは少し前の日付になっていて、少し前からプライベートモードは解除していたのですが、今日から ja.wordpress.com のホームページにリンクされたので、正式オープンということで。

WordPress.com 日本語ブログ

日本語ブログではしばらく英語ブログ(en.blog.wordpress.com)の翻訳が中心になっていくと思いますが、「こういう情報が知りたい!」という声があれば含めていきますので、今まで疑問に思っていたこととか、日本語での情報が足りないこととかがあれば聞かせてください。

ブログでも書いていますが、Twitter の @jawordpresscom というアカウントでも更新情報やちょっとしたニュースを流したりもしていますので、こちらもどうぞよろしく!

さて、WordPress.com の中では日本語は実は(?)マイナーな言語なのです。先日、TechCrunch で WordPress.com と Blogger.com の比較などが取り上げられていましたが、その記事によると WordPress.com でブログの読者数が多い国は以下の通り。

  1. アメリカ合衆国
  2. ブラジル
  3. トルコ
  4. スペイン
  5. カナダ
  6. イギリス

日本はと言うと、現在は読者数・ブログ数共に数パーセント以下という、かなり遠くの圏外です。他の国に比べて国産のレンタルブログの選択肢が豊富という状況はあるにしろ、「インストール型 WordPress.org のダウンロード数との格差がすごく大きい」という点では特殊な地域であることは確か。

公式ブログなどを通して、たくさんの人に使ってもらっているインストール型 WordPress.org をさらに手軽に始める入り口としても、もっと WordPress.com にも親しんでもらえるようになればと思います。

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レンタルブログでも独自ドメインのすすめ

先日Doblogの閉鎖が報じられていましたし、ブログではありませんが、長年続いていたアメリカの個人向け無料ホームページサービス「GeoCities」も年内に終了ということです。もう少し前には Pownce、他にもAOLダイアリー、melma!blog、nowa などなど終了したサービスは多数あります。

これを見ると運営会社が NTTデータ、Yahoo! だから安心、ということはないのが分かるし、現在人気があってユーザーがたくさんいるサービスであっても、将来状況が変わればある日無くなってしまうことがあり得なくはないと言えます。

それから、運営側から「あなたのブログを閉鎖しますよ」と言われてしまうブロガーの話も見かけます。転送量の問題やコンテンツのせいなど色々理由はありますが、うちは大丈夫、と思っていても「炎上」のような事態は予期せずやってくるもののようです。

まるで脅かすようですみません。

だからといって、全ての人が WordPress.org(例が偏ってますが、まあお許しください。笑)のようなサーバーインストール型ツールを使うべき、とは私は思いません。たしかにインストール型なら自分の意思以外で閉鎖ということはないかもしれませんが、今レンタルサービスでブログを書いている人のほとんどは「そこまではやらない」というのが本音でしょうし、それを咎める筋合いもありません。現在の時点では、いくら自分でインストールするのが簡単だとはいっても、レンタルブログに比べるとまだハードルがあると思いますから。

それじゃあ、どうすればいいのか?

レンタルブログでもせめて、「独自ドメインでブログを運営する」というのが妥当な安全策なのではないかなと思います。

ドメインは安いものなら年に数百円で取得できるし、ドメインさえ持っていれば設定するのはタダというレンタルブログサービスも色々あります(独自ドメイン ブログ で検索してみてください)。

これは何も新しい話ではありませんが(07年に「Web屋のネタ帳」さんがもっと詳しく書かれています。ぜひ読んでみてください→たとえ個人の趣味のブログであっても独自ドメイン上でやるべき8つの理由)、もしものことがブログサービスに起こってしまっても、独自ドメインを持っていれば読者に連絡する手段を最低限キープすることができるし、サービスの引っ越しをしたあともトップページだけはリンク切れなく同じドメインのままにしておけます。

サービスを変えてしまうと各投稿記事やページの URL(パーマリンク)を同じままにできないという問題は大きいですし、データやブログ設定の移行についてもいわゆる一般的なブロガーの人が簡単にできることなのか?というと、まだまだ改善が必要というのが現状です。理想を言えばやっぱり自分でインストールして管理していくのが一番ですが、本当に「最低限」の安全策として、今後ブログを始める方や現在レンタルブログを使っている方にはぜひ独自ドメインでの運用をお勧めしたいと思います。

ちなみに WordPress.com はドメイン代金も合わせて年間$15という料金設定ですが、ドメイン取得とブログの設定がセットになっているため面倒さが少ないのは大きな利点だと思います。とにかくシンプルに、ブログを立ち上げて独自ドメインを使いたいという人には楽にその目的が達成できるはず。また、WordPress.org ブログに将来移行するときにはパーマリンクなどの URL が変わらないというのも重要です。
ただ、サブドメインで複数ブログを運営したい場合などはその「ドメイン取得+設定のセット化」が逆に自由を制限してしまうかも、というのはあるので、今後より柔軟な独自ドメインサービスの展開に期待したいところです。

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「WordPress向きなアクセス解析ツール」記事の補足

当ブログでかなり人気のある記事として、「WordPress向きなアクセス解析ツール」という2004年に書いたものがあります。情報がかなり古くなってしまっていたので気になっていたのですが、この機会に補足説明を。

このブログで使っているアクセス解析ツール

現在このブログでは、Google Analytics を使っています。日本語&英語をはじめとして多くの言語で管理画面が用意されているし、機能が一通り揃ってその上無料なので、他のサイトを作る時もいろんな場面で役に立ってます。

昔の記事で書いた PPhlogger のようなインストール型はメンテナンスが必要だったり、サーバーログ解析型のものは得られる情報が限られていたり。そういった点から見ても手軽な割に高機能な Google Analytics はかなり便利。もちろんブログサイトに特化したツールではないのでもっと細かいフィードバックの解析や情報収集が必要な場合には向いていませんし、データを Google 側が保有する事に問題があって使えなかった場合も過去にありましたので、この点には注意が必要です。

WordPress.com Stats プラグイン日本語版

ところで WordPress.com Stats がダッシュボードにフックされるようになったのですが、日本語版もあるといいなーと思って作ってみました→ WordPress.com Stats 日本語版

日々の統計情報が管理画面からすぐ見られるし、簡単に設置できるアクセス解析としてはなかなかだと思います。他の解析ツールとの共存も可能とのことで、高機能なツールは管理者用、このプラグインはブロガー用という使い分けもできますね。作者はAndy SkeltonさんとMDAさん。ありがとうございます!

WordPress 用の解析プラグイン+サービス「Woopra」

そういえば先日 Woopra という WordPress 用の解析ツールがお目見えしました。訪問者のプロフィール分析にはなかなか気合いが入ったツールのよう。API もあるので、今後成長していってくれるかな?という期待もあります。現在サイトレビューの申請待ちなので、使えるようになったらまたレポートしますね!

まとめ

他でもちょっと書いたように、クリック数やコメントの数だけでは記事に対する「本当の反応」を簡単に数値化するのは難しくなってきました。「アクセス解析」はあくまでもその名の通りのものでしかなく、ブログに書かれた情報に対するあらゆる反応を的確に表示したり分析してくれるものではないんですよね。なので、WordPress ダッシュボードで見る事ができる被リンク情報なんかも参考になります。

WordPress サイトへの反応を見るにはこれさえあれば問題なし!というパーフェクトなアクセス解析ツールはまだなくて、まだ色々なツールを試している段階ですが、皆さんが使っていて気に入っているものがあったらぜひ教えてください。

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